セットアップに関する問い合わせ

「セットアップしたけれども起動しない」などの問い合わせを行う前に、以下の作業をお願いします。

  • お使いのパソコンの Windows 10/11 のバージョンが最新であること、Microsoft Edge を定期的に最新化していることを確認してください。サポート対象外の環境において本アプリを使用している場合、問い合わせ対応においても対象外となりますので、ご注意ください。
  • リリース情報を確認し、最新版を入手してください(必ず最新版にバージョンアップしてください。)。
  • セットアップを行ったフォルダ内に出力されるログファイル(setup-log.txt)を問い合わせフォームに添付してください。

ログファイルの出力には少し時間がかかります(数秒程度)。
なお、少し待ってもログファイルが出力されない場合、次の原因が考えられます。

  • 実行ファイル(拡張子: EXE)でなく、PowerShell スクリプト(拡張子: PS1)を実行した。
  • セットアップ用の ZIPファイルを展開せずにエクスプローラから実行した。
  • セットアップ用の ZIPファイルのセキュリティ情報(ファイルのプロパティ、実行の許可)を更新せずに実行した。
  • サポート対象外の Windows で実行した。

ログファイルの出力機能は、v11.0.5 (2024-04-23) から有効になっています。出力されない場合、最新版にバージョンアップしてください。


■ 過去の問い合わせ内容と対応方法

1. デスクトップにアイコンができない。セットアップマニュアルのアイコンと見た目が違う(白い紙のアイコンになっている)。

セットアップを行う実行ファイル(拡張子: EXE)の実行に失敗しています。
再度、セットアップマニュアルのとおりに実行してください。

(1) セキュリティ設定の変更

ダウンロードした ZIPファイルをマウスで選択し、右クリックしてメニューを開いてください。

  1. 右クリックして開くメニューから「プロパティ」を選択し、ファイルのプロパティダイアログを開いてください。
  2. ダイアログの「セキュリティ」情報の右にある「許可する」にチェックを入れて、「適用(A)」ボタンを押してください。
  3. セキュリティ情報の表示が消えたことを確認して「OK」ボタンを押してください。ダイアログボックスが閉じます。
(2) ZIPファイルの展開
  1. ZIPファイルをマウスで選択し、右クリックしてメニューを開いてください。
  2. 右クリックして開くメニューから「すべて展開…」を選択し、展開先を指定するダイアログを開いてください。
  3. ダイアログの「参照…」ボタンを押してください。「展開先を指定してください」ダイアログから前ステップで作成したサブフォルダを指定し、「フォルダーの選択」ボタンを押してください。
  4. フォルダを指定するダイアログが閉じますので、「ファイルを下のフォルダーに展開する」の下に指定したフォルダが表示されていることを確認してください。
  5. 「展開」ボタンを押してください。
(3) ショートカットアイコンの作成
  1. ZIPファイルを展開したフォルダに移動し、セットアップ用の EXEファイル(setup_kenshin.exe、setup_hokenshido.exe)を実行してください。
  2. デスクトップにショートカットアイコンが作成されていることを確認してください。
  3. セットアップを実行したフォルダ内に、ログファイルが出力されていることを確認してください。

「白い紙のアイコン」になる原因は、セットアップ用のZIPファイルをパソコン内に展開せずにセットアップを実行したためです。
エクスプローラで ZIPファイルをクリックするとウィンドウが開きますが、ZIPファイルに格納されたフォルダとファイルを閲覧するものです。
そのウィンドウでセットアップを実行すると、デスクトップのアイコンに紐づくファイルが見つからなくなるため、「白い紙のアイコン」になります。

アイコンを削除して、セットアップマニュアルの手順どおりにセットアップを実行してください。


2. デスクトップのアイコンをダブルクリックしたが何も起きない。

セットアップしたアプリのバージョンを確認してください。
v11.0.4 と v11.0.5 にはアプリが起動しないバグがあります。最新版にバージョンアップしてください。

  • v11.0.4 で 32bit版 Windows の場合に対応しました。
  • v11.0.5 でセットアップしたパスに半角空白が入る場合に対応しました。Microsoft OneDrive をお使いの場合、絶対パスに半角空白が意図せず入ることがあります。

3. 1台のパソコンで複数の健診機関・保健指導機関のデータを扱いたい。

仕様にない使い方です。対応していません。
技術的には SE作業により可能になりますが、複数の健診機関・保健指導を切換えての運用で混乱が生じるリスクがありますので非推奨としています。

SE作業の方法

当窓口でのサポートは行いますが、SE作業ができる方(習熟者)において作業を行ってください(ある程度は「自己責任」でお願いします。)。

〇 入力ソフトとユーティリティアプリ

入力ソフトならびにユーティリティアプリが使用しているポート番号を切り替えることで複数の健診機関・保健指導機関のデータを扱えるようになります。
セットアップのプログラムでは、特定健診のポート番号は「8086」、特定保健指導のポート番号は「8087」です。
番号は、デスクトップに作成されるショートカットの「リンク先」にて指定しています(以下の例は、保健指導機関です。)。
番号を「8187」「8287」のように変更することで、複数の健診機関・保健指導機関に対応できます。

C:\WINDOWS\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe -noprofile -executionpolicy unrestricted -command "& 'C:\(インストールしたパス)\ps_webui\Start-WebServer.ps1' 8087 hguide.html"

SE作業の具体的な方法は、次のとおりです。

  1. デスクトップのショートカットアイコンをコピーしてください。アイコンの名称を機関名称に変更するなどの方法で区別できるようにしてください。
  2. ショートカットアイコンのプロパティを開いて、「リンク先」の登録内容を確認してください。
  3. 「8087」の番号を他と重ならないように書き換えて(例えば、8187)から「OK」ボタンを押してください。他の文字列は変更しないでください。
  4. コピー前のアイコン(ポート番号:8087)、コピー後のアイコン(ポート番号:8187)の双方を起動し、コピー前のアイコンのデータが消えていないこと、コピー後のアイコンのデータが初期化されていることを確認してください。

上記の例は、保健指導機関の場合です。健診機関の場合は、8087 を 8086 に読み替えてください。

〇 コンバータ

作業は不要です。


4. 複数のパソコンに分けてデータ管理したい。最終的に 1台のパソコンにまとめられますか?

「請求エラーに関する問い合わせ」の「6. 送信先の単位でアーカイブファイルを1つにまとめたい。ZIPファイルを展開して 1つにまとめてよいか。」を参照してください。
ユーティリティアプリにより、複数のパソコンで管理するデータを 1つの CSVファイルにまとめ、それを 1台のパソコンで読み込みなおすことで実現可能です。


5. パソコン操作に自信がない。電話やメール、Web会議形式で個別サポートしてほしい。

請求等を行う時期には、全国の健診機関・保健指導機関から「何をすればよいかわからない」や「何を入力すればよいかわらない」といった問い合わせが集中します。
現在、全国の様々な請求等パターンに対応することを最優先に取り組んでいます。そのため、個別サポートのご要望にはお応えできません。

問い合わせを行う前に、本サイトの検索機能を使って、お困りのことが記載されていないかを確認してください。
お困りのことが解決しない場合、フォームからお問合せください。問い合わせと回答の内容は、一般化したうえで本サイトに記載していきますので、ご了承ください。

本アプリは、フリー(無償・無料)かつ使用の制限なく提供しています。開発と提供にかかるリソースには限界があることから、電話やメール、Web会議形式での個別サポートを必要とする場合、有償で提供されている商用サービス・商用製品への切り替えをご検討ください。
なお、商用サービス・商用製品の紹介等は行っておりません。


6. 操作マニュアルはありますか?

ホームページからダウンロードできます。第4期ソフトのダウンロードページ内にリンクがりますので、そのページからダウンロードしてください。

今後、操作マニュアルのリアルタイム更新が難しい(旧バージョンの説明が残ってしまう)ため、ダウンロードできる操作説明書は必要最低限の内容とし、オンラインマニュアルに移行する予定です。なお、移行時期は未定です。


7. アイコンをダブルクリックして実行すると、タスクバーにアイコンが一瞬表示された後に終了してしまう。または、黒いコンソール画面のまま止まってしまう。

コンバータが起動できることを確認してください。起動できる場合、セットアップは成功しています。

この事象は、サードパーティ(Microsoft の純正でない)ウイルス対策ソフトがアプリの実行をブロックしている可能性が高いと考えられます。
ウイルス対策ソフトウェアを停止し、Microsoft Windows Defender に切り替えてアプリを実行できることを確認してください。

当窓口では、全てのサードパーティのウイルス対策ソフトでの動作検証を行っていません。動作確認やサポート等に限界があります(環境に依存すると考えられるため、当窓口では、この問題を解消できない可能性があります。)。

以下の全てに当てはまる場合、動作しない原因は不明です。他のパソコンを使って動作確認してください。

  • コンバータを起動できる(セットアップは成功している。)。
  • Windows Update を定期的に実行しており(Windows 10/11 Home/Pro を最新化している。)、Microsoft Edge も最新化している。
  • サードパーティのウイルス対策ソフトや Microsoft Edge の拡張機能を使っていない。
  • ポート 8086/8087 を使う別のソフトウェアを実行していない。

黒いコンソール画面(またはアイコン)が残っている場合、Microsoft Edge を起動してください。特定健診の場合は「http://127.0.0.1:8086」、特定保健指導の場合は「http://127.0.0.1:8087」にアクセスして入力画面が表示されることを確認してください。表示された場合、OS 環境に何らかの問題があります。


8. バージョンアップ方法がわからない。

セットアップ用マニュアルを確認してください。

以下の手順により、特定健診データファイルソフトと特定保健指導データファイルソフトをバージョンアップできます。

  • 念のため、入力ソフト内のデータをCSVファイルに出力してください(バックアップ)。
  • (1)アンインストールの手順 どおり、セットアップしたサブフォルダを削除してください。
  • (2)インストールの手順 どおり、再度、セットアップを実行してください。

なお、新しいバージョンのアーカイブ(ZIP)ファイルを展開してサブフォルダ内のファイルを置き換えることでもバージョンアップできます。

(1) アンインストールの手順
  1. 「特定健診データファイルソフト」と「特定保健指導データファイルソフト」をセットアップしたフォルダを削除してください。
  2. デスクトップに作成したアイコンを削除してください。
(2) インストールの手順
  1. ホームページから最新版のアーカイブ(ZIP)ファイルをダウンロードしてください。
  2. ダウンロード後、セキュリティの設定を行ってください。具体的には、ファイルを選択して右クリックして開くメニューから「プロパティ」を選択し、ダイアログの「セキュリティ」情報の右にある「許可する」にチェックを入れて「適用(A)」ボタンを押す操作です。
  3. ファイルを選択して開くメニューから「全て展開…」を選択し、アンインストールの手順で削除したフォルダに展開してください。
  4. セットアップ用の EXEファイルを実行してください。

入力済のデータは、バージョンアップによって消えることはありません。万が一のため、入力済のデータをCSVファイルに保存しておくことをお勧めします。

お使いのパソコンの「ダウンロード」フォルダ内に、過去のバージョンの ZIPファイルが残っている場合、同じファイル名で保存すると、ファイル名の最後に (1) や (2) のような番号が自動的に付与されます。
気づかずに過去のバージョンの ZIPファイルを使って再セットアップ作業を行うと、「バージョンアップできていない」となりますので、ご注意ください。


9. パソコンを立ち上げなおす(ブラウザを立ち上げなおす)と入力したデータが消えてしまう。

「その他入力・印刷等に関する問い合わせ」の「23. 入力ソフトからデータを入力したが、立ち上げ直すとデータが消えている。毎回、『マスタ初期設定』のダイアログが表示される。」を参照してください(環境に依存すると考えられるため、当窓口では、この問題を解消できない可能性があります。)。


10. 入力ソフトの画面が操作マニュアルの画像と違う。

本アプリは、週次でのリリースを続けています。
問い合わせに対応するため、原因となっている機能の削除、画面レイアウト(UI)の変更・修正等を行っています。そのため、操作マニュアル内の画像との差異が生じています。

操作マニュアルは、テキストベースのオンラインマニュアルに移行する予定です。「6. 操作マニュアルはありますか?」を参照してください。


11. 入力ソフトを起動すると、「Microsoft Edgeが見つかりません。サポート対象外のOS環境です。」と表示される。

以下のサポート対象のOS環境であることを確認してください。

  • Windows 10 Home/Pro 22H2
  • Windows 11 Home/Pro H22H2 または H23H2

サポート対象外のOS環境の場合、本アプリは起動できません。「1.動作環境等に関する問い合わせ」の「9. 初期の Windows 10 からアップデートしていません。Edge ブラウザが起動しなくなっていますが、使用できますか?コンバータは起動しますが、入力ソフトのウィンドウに何も表示されません。」を参照してください。

サポート対象のOS環境の場合、セットアップを行ったフォルダ内に出力されるログファイル(setup-log.txt)を問い合わせフォームに添付し、お問い合わせください。


12. セットアップを実行するとソフトが起動せず、プログラムのソースコードが表示される。

セットアップ用のZIPファイル内には、セットアップ用の EXEファイルとプログラム本体の PowerShellスクリプトファイル(PS1ファイル)があります。
EXEファイルをダブルクリックして実行してください。

PS1ファイルをダブルクリックして実行すると、「メモ帳」が起動して以下のような画面が表示されます(お使いの環境によって変わります。)。

# file encoding 'UTF-8 with BOM'
$pwd = Get-Location
$wsh = New-Object -comobject 'WScript.Shell'
$DESKTOP = $wsh.SpecialFolders('Desktop')

#--
# ショートカットアイコン作成
function New-ShortcutIcon($path, $ps, $params, $name, $icon) {

13. セットアップ用の EXEファイルを実行することなく、バージョンアップしたい。

セットアップ用の EXEファイルと PS1ファイルは、デスクトップにショートカットアイコンを作成する機能のみ実装しています。
バージョンアップの手順は、「8. バージョンアップ方法がわからない。」ですが、「ps_converter」と「ps_webui」のフォルダ内を置き換えることでもバージョンアップは可能です(上級者向けの手順です。)。


14. 使用していたパソコンを初期化した。セットアップできないがどうすればよいか。

当窓口では、パソコンの操作方法に関しては回答できません。
セットアップ方法は、マニュアルをご確認ください。また、請求用に用いたCSVファイルを別のパソコンに保存してあれば、セットアップ後に読み込むことで、初期化する前に入力したデータを復元できる可能性があります。


15. CSVファイルの読込・保存を行おうとすると「サポート対象外の環境です。」とのメッセージが表示される。

Microsoft Edge の最新化をお願いします。
「8.その他入力・印刷等に関する問い合わせ」の「35. CSVファイルを保存しようとすると『保存を中止しました。』と表示され、保存できない。」を参照してください。


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