請求エラーに関する問い合わせ

全国の様々な請求等パターン、審査支払機関の詳細仕様の差異に対応するため、入力ソフトとコンバータのバージョンアップを続けています。
最新バージョンで請求エラーの原因が解消している可能性がありますので、リリース情報を参照して最新版であることを必ず確認してください。

請求エラーの問い合わせにあたっては、以下の対応をお願いします。

  • コンバータを実行すると、ログファイル(conv-log.txt)が出力されます。ログファイルがあることを確認してください(v11.0.7 以降)。
  • 送信先機関からの「特定健診・特定保健指導 受付エラー連絡票」を問い合わせフォームに添付してください。少なくとも、受付エラー連絡票にある「エラー状況」の文をお知らせください。エラー状況の把握ができないと、エラーの解消につながる対応方法の提示が困難になります。
  • コンバータ実行ログファイルを問い合わせフォームに添付してください(v11.0.7 以降)。

請求等を行う時期には、全国の健診機関・保健指導機関から「何をすればよいかわからない」や「何を入力すればよいかわらない」といった問い合わせが集中します。
問い合わせフォームを送信する前に、以下の内容を参照し、過去のバージョンでの請求エラーでないことを確認してください。


■ 過去の問い合わせ内容と対応方法

1. オンライン請求システムで「指定された読込先の健診等データがzipファイル形式ではありませんでした。」エラーになる。ZIPファイルが展開できないとの連絡があった。

v11.0.11 で対応済です。最新版にバージョンアップしてください。

旧バージョンでの対応方法

次の方法でアーカイブファイルを再作成することで、読み込みと送信に成功する可能性があります。

  1. エクスプローラでアーカイブファイルを展開してください。ZIPファイルを選択して右クリックして開くメニューから「すべて展開…」を選択してください。
  2. 展開したフォルダ内にできるフォルダを右クリックして開くメニューから「ZIPファイルに圧縮する」を選択してください(ZIPファイルが正常でない場合、ファイルの展開に失敗します。失敗した場合、そのファイルをフォームに添付して問い合わせ窓口に送付してください。)。
  3. 上記の手順で作成した ZIPファイルを送信してください。

なお、Internet Explorer が動作する環境(オンライン請求システムを含む)は、本アプリのサポート対象外です。また、Internet Explorer は、削除されているため、コンバータの改修による対応は行えません。


2. 被保険者証等記号と枝番が不正との受付エラーになる。

v11.0.3 で対応済です。最新版にバージョンアップしてください。

v11.0.2 まで被保険者証等記号と枝番を入力必須としていたために発生したバグです。
以下の方法でアーカイブファイルを再作成してください。

  1. エラーを回避するために何らかの文字を入力していた場合、健診結果情報・保健指導結果情報を開いて被保険者証等記号と枝番の双方を未入力にしてください(空白文字・半角スペースが入っていないか確認してください。)。
  2. バージョンアップした最新版でアーカイブファイルを再作成してください。

「受付エラー連絡票」のエラー状況に以下の文がある場合、この対応方法によって請求エラーが解消される可能性があります。

  • データファイルの被保険者証等記号が全角文字又は半角文英数形式で記録されていません。
  • データファイルの被保険者証等枝番が半角文英数形式で記録されていません。
  • 参考メッセージ cvc-attribute.3: 要素’id’の属性’extension’の値”は、そのタイプ’st’に対して無効です。
  • 参考メッセージ cvc-attribute.3: 要素’branchCode’の属性’extension’の値”は、そのタイプ ‘extensionForInsuranceBranchCode’ に対して無効です。

3. component で始まる無効なコンテンツがあるとの受付エラーになる。

v11.0.2 で対応済です。最新版にバージョンアップしてください。

審査支払機関テストの開始が遅れたため、2024-04-01 に公開したバージョンにバグが残ったことが原因です。
バージョンアップした最新版でアーカイブファイルを再作成してください。

「受付エラー連絡票」のエラー状況に以下の文がある場合、この対応方法によって請求エラーが解消される可能性があります。

  • 参考メッセージ cvc-complex-type.2.4.d: 要素’component’で始まる無効なコンテンツが見つかりました。ここでは子要素を使用できません。

4. 決済情報ファイルの実施区分が誤っているとの受付エラーになる。

入力済の場合、受付エラーは発生しません。

v11.0.5 以降では、実施区分は入力必須項目になっています。最新版にバージョンアップしてください。
決済情報の「実施区分」は、後期高齢者医療の健診を含め、基本的に「1: 特定健診情報」を入力してください。事業主健診の結果、がん検診の結果等を送付する場合のみ「4: 他の健診」を選択してください。

「受付エラー連絡票」のエラー状況に以下の文がある場合、この対応方法によって請求エラーが解消される可能性があります。

  • 決済情報ファイルの実施区分に誤ったコード値が記録されています。

5. 追加健診の項目を入力したが、項目コードが半角英数文字でないとの受付エラーになる。

項目(JLAC)コードが誤っている可能性があります。
v11.0.6 で、入力支援機能を追加し、厚生労働省の「XML用特定健診項目情報」へのリンクを追加しました。
v11.0.7 で、健診結果情報の入力画面から、詳細健診と追加健診の詳細情報を確認する機能(ボタン)を追加しました。
上記の機能を追加していますので、最新版にバージョンアップしてください。

項目(JLACコードは、XML用特定健診項目情報の「項目コード(17桁)」です。
存在しない項目コードを入力した場合、受付エラーが発生します。

以下の方法で「追加健診マスタ」を修正してください。

  1. 追加健診マスタに登録した「項目(JLAC)コード」が正しいことを確認してください。誤っている場合、削除して再登録してください。

次に、追加健診を行った受診者の健診結果情報を開いて、以下のように修正してください。
健診結果情報には、登録を行った時点の追加健診マスタ情報が取り込まれています。追加健診マスタの更新のみでは正しいCSVファイルが作成されませんのでご注意ください。

  1. 健診結果情報を開いて、追加健診の登録を全て削除してください(「実施した追加健診」一覧の各行をクリックすると削除できます。)。
  2. 追加健診を改めて登録してください(「追加健診(候補)」プルダウンから選択すると、「実施した追加健診」一覧に移ります。)。
  3. 「再計算」ボタンを押して、請求情報を最新化してください。
  4. 「登録」ボタンを押して、健診結果情報を再登録してください。
  5. バージョンアップした最新版でアーカイブファイルを再作成してください。

「受付エラー連絡票」のエラー状況に以下の文がある場合、この対応方法によって請求エラーが解消される可能性があります。

  • 決済情報ファイルの単価(追加健診又は人間ドック)の項目コードが半角英数文字で記録されていません。

項目(JLAC)コードをキーボードから入力した場合、文字列に全角文字(大文字・小文字ではありません。)が含まれていないことを確認してください。受付エラー連絡票の文中のアルファベットと数値(英数字)が半角 2文字分の横幅になっている場合、その文字は全角文字です。


6. 送信先の単位でアーカイブファイルを1つにまとめたい。ZIPファイルを展開して 1つにまとめてよいか。

ZIPファイルを展開して 1つにまとめると、整合性が失われて受付エラーになりますので行わないでください。

v11.0.11 から「特定健診・特定保健指導ユーティリティ」アプリの提供を始めています。再セットアップ(バージョンアップ)によりデスクトップにアイコンが作成されます。
ユーティリティの「02: CSVファイルマージ」機能を使うことで、支払基金用、国保連合会用のアーカイブファイルを作成するための CSVファイル(マージ版)を出力できます。
v11.0.11 では「試験的に提供」のステイタスです。受付エラーになる可能性がありますので、ご注意ください。

ユーティリティを使用しない場合、保険者の単位で作成する CSVファイルからアーカイブファイルを作成してください。
手順は、以下のとおりです。

  • 保険者の単位でアーカイブファイルを作成する仕様となっています。国保連合会と支払基金には、複数回の送信をお願いします。
  • アーカイブファイルの送信にあたっては、コンバータ実行時に表示される「本日のファイル送信回数を入力してください」プロンプトに 1から始まる数字を入れてください(最大: 9)。

また、アーカイブファイル名の命名規約は、「提出元機関番号_提出先機関番号_提出年月日+同日分割送信回数_実施区分コード.zip」です。代行機関に送信する複数のファイルが「同日分割送信回数」を除き同一名称となりますので、保険者ごとのサブフォルダを作ってアーカイブファイルを管理するなど、区別するための工夫をお願いします。


7. アーカイブファイルを送信したが、受付エラーになった。

「受付エラーになった。」のみ書かれた問い合わせでは、エラーの原因の特定(事象の把握)と対応方法の回答ができません。
送信先機関からの「特定健診・特定保健指導 受付エラー連絡票」を問い合わせフォームに添付してください。少なくとも、受付エラー連絡票にある「エラー状況」の文をお知らせください。エラー状況の把握ができないと、エラーの解消につながる対応方法の提示が困難になります。

もし、電話等での受付エラーの連絡の場合、「どのファイルの何がどのように間違っているために受付エラーになった。」とのエラーの解消につながる情報を具体的かつ正確に書き残してフォームに記載いただくよう、お願いします。
「特定健診・特定保健指導 受付エラー連絡票」がない、または、エラーの解消につながる情報をフォームに記載できない場合、アーカイブファイルの作成に用いた請求用CSVファイルをお送りください(送付先機関でで行うチェックによってエラーになる入力パターンが含まれることが多くあります。)。

請求等を行う時期には、全国の健診機関・保健指導機関から「何をすればよいかわからない」や「何を入力すればよいかわらない」といった問い合わせが集中します。
迅速な受付エラーの解消のために、原因の特定につながる情報が必要です。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。


8.「交換用基本情報ファイルのエラー」で受け付けてもらえない。「交換用基本情報ファイルがない」と言われる (その1)。

交換用基本情報ファイルは、アーカイブ(ZIP)ファイル内の「ix08_V08.xml」です。
アーカイブ(ZIP)ファイルをエクスプローラで開き、ファイル内に「ix08_V08.xml」があれば、交換用基本情報ファイルが「ある」ということになります。

アーカイブファイルの名称が、「aaaaaaaaaaa_bbbbbbbbbb_YYYYMMDDc_d.zip (aaaaaaaaaaa:送信元機関番号、bbbbbbbbbb:送信先機関番号、c:送信回数、d:健診・保健指導種別、YYYYMMDD:西暦の日付)」の場合、次のように格納されています。フォルダの階層構造が崩れていないこと(ix08_V08.xmlが ZIPファイル内のフォルダ内にあること)を確認してください。「1. オンライン請求システムで「指定された読込先の健診等データがzipファイル形式ではありませんでした。」エラーになる。」の対応方法と同様に、アーカイブ(ZIP)ファイルを再作成することで受付エラーが解消することがあります。

〇 アーカイブファイルの構成
ファイル: aaaaaaaaaaa_bbbbbbbbbb_YYYYMMDDc_d.zip
 フォルダ: aaaaaaaaaaa_bbbbbbbbbb_YYYYMMDDc_d
  ├ フォルダ CLAIMS
  ├ フォルダ DATA
  ├ フォルダ XSD
  ├ ファイル ix08_V08.xml
  └ ファイル su08_V08.xml

エクスプローラが「ファイル名拡張子」非表示の設定になっている場合、ファイル名の「.zip」と「.xml」は表示されません。
ZIPファイルは「圧縮(ZIP)フォルダー」、XMLファイルは「MicrosoftEdge HTML Document」のファイル種別としてエクスプローラに表示されます(種別の名称は、お使いのパソコンの設定によって変わります。)。

もし、交換用基本情報ファイルがない場合、請求用CSVファイルに何らかのエラーがあり、コンバータが異常終了した可能性があります。
アーカイブ(ZIP)ファイルとコンバータに読み込ませた請求用CSVファイルをお送りください。

もし、交換用基本情報ファイルがある場合、健診結果情報または保健指導結果情報、決済情報に何らかのエラーがあって無効になったため、交換用基本情報ファイルのファイル数と一致しない場合のエラーが考えられます。
交換用基本情報ファイルに含まれる情報は、「作成年月日、送付元機関番号、送付先機関番号、実施区分(1:特定健診、2:特定保健指導)、総ファイル数(請求を行った件数 × 2)」のみです。

交換用基本情報ファイルの添付のみでは得られる情報が限られるため、エラーの原因を特定できません。
「7. アーカイブファイルを送信したが、受付エラーになった。」の2行目以降と同様の対応をお願いします。

アーカイブファイルに異常がなく、交換用基本情報ファイル(ix08_08.xml)の格納情報にも異常がない場合、「30.『交換用基本情報ファイルのエラー』で受け付けてもらえない。『交換用基本情報ファイルがない』と言われる (その2)。」を参照してください。


9. 詳細健診でなく追加健診で貧血検査や心電図検査を行っている。マスタ設定等は正しいはずだが「詳細な健診において実施理由が記載されていない」との受付エラーになった。

v11.0.11 で対応済です。最新版にバージョンアップしてください。


10. 決済情報にて詳細健診・追加健診を設定したが、請求額や窓口負担額等が合わない。

「請求額や窓口負担額等が合わない。」のみ書かれた問い合わせでは、エラーの原因の特定(事象の把握)と対応方法の回答ができません。
実施した詳細健診・追加健診の設定を行った後、必ず「再計算」ボタンを押して金額が反映されることを確認してください。

「再計算」ボタンを押したとしても金額が合わない場合、保険者マスタの登録内容、決済情報の登録内容をお知らせください。
請求用CSVファイルを出力いただき、そのCSVファイルをお送りいただければ、それら登録内容を確認します。


11. 受付エラーになった。エラー状況に「データファイルの〇〇が記録されていません。」と書かれている。

「データファイルの〇〇が記録されていません。」と書かれている場合、入力ソフトのいずれかの画面に「〇〇」がありますので、入力漏れがないか確認してください。
例えば、「データファイルの服薬1(血圧)が記録されていません。」とある場合、健診結果情報の入力画面の「質問票」の「服薬1 (血圧)」に入力してあるかを確認してください。


12. 受付エラーになった。エラー状況に「対象健診年度が令和02年度以降において、記録が認められていないデータファイルの〇〇(後期)が記録されています。」と書かれている。

健診結果情報の「90. 後期質問票」は、後期高齢者医療における質問票です。
後期高齢者医療広域連合でない保険者(市町村国保等)にこれらの項目を入力して送信すると受付エラーになります。

後期高齢者の健診結果情報を「後期高齢者医療広域連合でない保険者」に送信していないか確認してください。
「受付エラー連絡票」のエラー状況に以下の文がある場合、この対応方法によって請求エラーが解消される可能性があります。

  • データファイルの服薬1(血圧)が記録されていません。
  • データファイルの服薬2(血糖)が記録されていません。
  • データファイルの服薬3(脂質)が記録されていません。
  • データファイルの喫煙が記録されていません。
  • データファイルの腹囲が記録されていません。
  • 対象健診年度が令和02年度以降において、記録が認められていないデータファイルの〇〇(後期)が記録されていません。

後期高齢者医療広域連合の保険者番号は、39 で始まります。受付エラー連絡票の「保険者番号」が 39以外 で始まる場合、健診結果を後期高齢者医療広域連合の被保険者として登録しなおしてください。


13. アーカイブファイルを電子媒体(CD-R等)で提出したい。暗号化できないが、どうすればよいか。暗号化せずに提出したところ、「DATEファイルがない」との連絡があった。

本アプリが提供する機能ではありませんので、詳細は、支払基金または国保連合会の窓口にお問い合わせください。
https://www.ssk.or.jp/smph/jigyonaiyo/tokuteikenshin/tokuteikenshin_qa.html#cmsfaq


14. 入力ソフトから請求用CSVファイルが出力された。そのまま請求処理を行ってよいか。

「コンバータ」を起動し、請求用CSVファイルを請求用アーカイブ(ZIP)ファイルに変換してください。
請求用アーカイブファイル内に、請求等処理に必要な XMLファイルが格納されています。

CSVファイルをオンライン請求システムで送信しようとすると、「ファイル名の形式誤りのため、読み込みを中止しました。」とのエラーメッセージが表示され、送信できません。


15. 後期高齢者医療広域連合の保険者番号(39~)が登録されていないと受付エラーになる。

本アプリは、特定健診・特定保健指導のデータファイルを作成することを目的としています。オンライン請求システムはサポート対象外です。
オンライン請求システムを使って送信した機関(支払基金または国保連合会)の窓口にエラーの原因をお問い合わせください。


16. 請求処理を繰り返すと、健診結果情報・保健指導情報の決済情報の「請求履歴」一覧に複数登録される。削除できないのか?

決済情報の「請求履歴」は、決済情報の一番下の「請求用CSVファイル 出力履歴」アコーディオン内から参照できます。
請求処理を繰り返すと一覧に複数登録されるため、現在は、アコーディオンが閉じた状態となっています。アコーディオンのタイトル行をクリックすると開け閉めできます。
請求履歴を消去する機能を追加予定です。提供時期は未定ですので、適宜、リリース情報を確認してください。

なお、請求履歴の情報は、アーカイブファイルに出力されません(送信されません。)。


17. 後期高齢者医療の健診結果を国保連合会に提出したところ、受付エラーになった。

市町村国保の被保険者の健診結果は、市町村国保に提出するもの、後期高齢者医療の被保険者の健診結果は、後期高齢者医療広域連合に提出するものです。
国保連合会は、市町村国保と後期高齢者医療広域連合の健診結果を送信する先の代行機関(審査支払機関)です。国保連合会に提出することは間違いではありません。

市町村国保と後期高齢者医療広域連合は、別の保険者ですので、保険者マスタに「市町村国保」と「後期高齢者医療広域連合」の 2つを登録し、後期高齢者の健診結果は、後期高齢者医療広域連合の保険者を選択してから入力してください。
市町村国保と後期高齢者広域連合の保険者番号は異なります(保険者マスタに登録された保険者名称が「国保連合会」となっており、かつ市町村国保の保険者番号を設定しているため、後期高齢者医療の健診結果の提出先が市町村国保となっています。)。
保険者番号は、国保連合会にお問い合わせください。


18. 受付エラーになった。エラー状況に「名前空間の定義が間違って記録されています。」と書かれている。

第3期版ソフトを使って請求等処理を行った可能性があります。
第4期版ソフトを使って請求等処理を行ったことを改めて確認してください。

「受付エラー連絡票」のエラー状況に以下の文がある場合、第3期版のアーカイブファイルの仕様で第4期版の請求等処理を行った可能性があります。

  • 決済情報ファイルの名前空間が誤って記録されています。以下の値に補正しましたので、今後の請求ではご留意ください。誤 [http://tokuteikenshin.jp/checkup/2007] → 正[https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161103.html]

19. 受付エラーになった。エラー状況に「単価が記録されていません。」と書かれている。

保険者マスタの単価が入力されていません。保険者マスタに単価を必ず入力してください。
単価の入力方法は、「5. 特定健診に関する問い合わせ (窓口負担・単価等設定方法)」の「1. 窓口負担をどう設定すればよいかわからない。」を参照してください。


20. 受付エラーになった。「データファイルのスキーマチェックでエラーが発生しました。」と書かれている。

v11.0.3 までの初期バージョンを使っている、必須項目の入力漏れなどによって、XMLファイルが不完全な状態になっています。
「データファイルのスキーマチェックでエラーが発生しました。」のみでは、エラーの原因の特定が困難ですので、「7. アーカイブファイルを送信したが、受付エラーになった。」の2行目以降と同様の対応をお願いします。


21. データファイルの〇〇の項目コードが複数記録されているとの受付エラーになる。

v11.0.10 で対応済です。最新版にバージョンアップしてください。

「受付エラー連絡票」のエラー状況に以下の文がある場合、最新版(v11.0.10以上)にバージョンアップしてください。

  • ファイル内にデータファイルの〇〇の項目コードが複数記録されています。

22. 追加健診を実施した。全ての追加健診の単価を 0円(窓口負担額 0円、請求額 0円)としたところ、受付エラーになった。

「特定健診に関する問い合わせ (窓口負担・単価等設定方法)」の「23. 追加健診を実施した。全ての追加健診の単価を 0円(窓口負担額 0円、請求額 0円)としたところ、受付エラーになった。」を参照してください。


23. 受付エラーになった。「交換用基本情報ファイルの種別に誤ったコード値が記録されています。」と書かれている。

交換用基本情報ファイルのコード値は、代行機関への送信は「1」、保険者への送信は「6」です。
保険者マスタの「送信先」を「103:代行機関」とし、「代行機関番号」に代行機関番号を入力して「登録」ボタンを押してください。

保険者マスタの管理単位が、「保険者番号・年度・代行機関番号」の 3情報です。
上記の手順で代行機関番号を入力して登録したことで、管理単位が一つ増えています。「切替」ボタンを押して不要になった情報(送信先が「101:保険者」の情報)を削除してください。

「受付エラー連絡票」のエラー状況に以下の文がある場合、この対応方法によって請求エラーが解消される可能性があります。

  • 交換用基本情報ファイルの種別に誤ったコード値が記録されています。

24. 追加健診と詳細健診で二重に請求されているとの連絡があった。どうすればよいか。

追加健診と詳細健診の決済情報を二重で登録しないでください。
最初に、追加健診で実施したのか詳細健診で実施したのかを確認してください。

追加健診で実施した場合、「請求区分」から「3:基本的な健診 + 追加健診項目」を選択してください。
「追加健診(候補)」と「実施した追加健診」のフィールドが表示されますので、実施した検査を登録してください(事前に追加健診マスタの設定が必要です。)。

詳細健診で実施した場合、「請求区分」から「2:基本的な健診 + 詳細な健診」を選択してください。
詳細健診の 4つのチェックボックスが表示されます。実施した検査にチェックを入れてください。

追加健診の設定方法は、「特定健診に関する問い合わせ (窓口負担・単価等設定方法)」の「20. 詳細健診の項目を追加健診で行うときは、どのように設定すればよいですか?」を参照してください。


25. アーカイブファイル名が違うとエラーになった。ファイル名に西暦が入るはずが和暦になっている。

Windows の日付設定が原因です。タスクバーに表示される日付が「和暦」になっていないか確認してください。
Windows をインストールした状態では、タスクバーに表示される日付は「西暦」です。和暦表示に変更された方に問い合わせて西暦表示に戻してください(当窓口では、パソコンの個別設定のサポートを行っていません。)。


26. 第3期ソフトでデータを入力してCSVファイルに出力した。コンバータを実行してオンライン請求システムで送信しようとするとエラーになる。

健診結果・保健指導結果は、第4期版の入力ソフトを使って入力し、第4期版のCSVファイルを作成してください。第3期版ソフトから出力した CSVファイルは変換できません。
第4期版でないCSVファイルをコンバータに読み込ませると、「__202405290_.zip」のような誤ったフォーマットのファイル名になります。必要なXMLファイルが生成されないため、オンライン請求システムで「ファイル形式誤り」エラーが表示されます。

v11.0.11 で、コンバータに第4期版でないCSVファイルを読み込ませたときにエラーメッセージを表示してアーカイブ(ZIP)ファイルを作成しないよう、v11.0.11 で仕様を変更する予定です。


27. アーカイブファイル名が違うとエラーになった。ファイル名の後ろに「(2)」が入っている、など。

エクスプローラで同一フォルダに同じ名称のファイルをコピーすると、ファイル名の後ろに (1) 、(2) のように番号が付与されます。
ファイル名の後ろの (2) を削除して、ファイル名を変更してください。

「ファイル名の形式誤りで送信できない」とのテキストのみでは、送信できない状況の把握ができません。ファイル名をお知らせください。


28. オンライン請求システムでアーカイブファイルを送信しようとしたが受付不能となる。

オンライン請求システムに関する問い合わせは、オンライン請求システムの窓口にお問い合わせください。
オンライン請求システムの操作画面のスクリーンショットの添付のみでは、受付不能の状況の把握ができません。そのため、エラーの解消につながる対応方法の提示が困難になります。

「1. オンライン請求システムで『指定された読込先の健診等データがzipファイル形式ではありませんでした。』エラーになる。ZIPファイルが展開できないとの連絡があった。」を参照してください。


29. オンライン請求システムでアーカイブファイルを送信しようとしたが「ファイルが見つかりません」と表示される。

オンライン請求システムに関する問い合わせは、オンライン請求システムの窓口にお問い合わせください。
「ファイルが見つかりません」とのテキストのみでは、受付エラー状況の把握ができません。そのため、エラーの解消につながる対応方法の提示が困難になります。

集計情報ファイルが見つからない等の場合、「8.『交換用基本情報ファイルのエラー』で受け付けてもらえない。『交換用基本情報ファイルがない』と言われる。」を参照してください。


30.「交換用基本情報ファイルのエラー」で受け付けてもらえない。「交換用基本情報ファイルがない」と言われる (その2)。

アーカイブファイルに異常がなく、かつ交換用基本情報ファイルにも異常がない場合、エラーの原因を代行機関(支払基金、国保連合会)にお問い合わせください。
解析したアーカイブファイルならびに格納データに異常が見当たらないため、当窓口ではエラーの原因を特定できていません(問い合わせの結果、エラーの原因を共有いただけると助かります。)。


31. 受付エラーとなった。「決済情報ファイルの単価(追加健診又は人間ドック)の単価金額が半角数字形式で記録されていません。」や「決済情報ファイルのスキーマチェックでエラーが発生しました。」と書かれている。

追加健診の単価情報、項目コード情報が正しく入力されていない可能性があります。
よくある質問(FAQ)の「5. 特定健診に関する問い合わせ (窓口負担・単価等設定方法)」を確認いただくとともに、どのようにマスタ設定したのかの情報をお送りください(スクリーンショット等)。


32. 受診券整理番号のない受診者の決済情報ファイルがスキーマエラーとなる。

v11.0.11 で対応済です。最新版にバージョンアップしてください。


33. 保健指導結果データを送信したところ、「規約に違反している」等のスキーマエラーとなる。

組み合わせにおける入力必須項目が未入力です。
スキーマエラーの情報のみでは、どのデータ項目が未入力なのかを特定できません。どのように入力されたのかの情報をお知らせください(スクリーンショット等)。
このスキーマエラーの情報は、以下のとおりです。

  • ” が ‘1’ の ‘minLength’ 規約に違反しています。値 ” を持つ属性 ‘extension’ を解析できませんでした。
  • ” が ‘[0-9][2]’ の ‘pattern’ 規約に違反しています。値 ” を持つ属性 ‘extension’ を解析できませんでした。

上記のスキーマエラーの内容(意味)は、次のとおりです。

  • 1文字以上の入力が必要なデータ項目が未入力(”)です。
  • 数字 2文字の入力が必要なデータ項目が未入力(”)です。

当窓口では、どのデータ項目が入力必須なのかの問い合わせにはお答えできません。
「XML用特定保健指導項目情報」を参照し、実施項目(1回目の請求、2回目の請求)を確認してください。


34. オンライン請求システムでアーカイブファイルを送信しようとしたところ、代行機関番号が違うとのエラーメッセージが表示される。

オンライン請求システムは、当窓口のサポート対象外です。
保険者情報に登録した「代行機関番号」とオンライン請求システムで送信しようとしている先の代行機関番号が一致していないことが原因と考えられます。
代行機関番号が正しく入力できているかを確認してください。


35. 基本健診と詳細健診を行っている。請求区分に「3: 基本的な健診 + 詳細な健診 + 追加健診項目」を選択してアーカイブファイルを作成すると受付エラーになる(追加健診マスタは未登録で、「実施した追加健診」には登録していない。)。

請求区分を「2: 基本的な健診 + 詳細な健診」とし、アーカイブファイルを再作成してください。
また、詳細な健診を実施していない受診者は、「1: 基本的な健診」を選択してください。


36. どのように請求すれば返戻されないか教えてほしい(返戻されて困っている。)。

本窓口では、「返戻された。どうすればよいか。」のみの問い合わせでは、情報不足のため、返戻の原因と返戻されない対策(解決方法)を回答することはできません。アプリの不具合(公開されていない審査支払機関のチェック仕様によるものを含む。)であるかの切り分けのため、「返戻された」との情報に加えて「請求に関する具体的な情報」と「審査支払機関や保険者からの返戻理由の情報」の提供をお願いします。

本アプリは、入力されたデータを XMLフォーマットのテンプレートに埋め込み、XMLファイルをアーカイブファイルにまとめる単純な機能を提供するものです。
本窓口では、アプリの機能・操作方法や既知の不具合等に関してはサポート対象ですが、上記のように機能するアプリに「どのように入力すればよいか。返戻されない入力方法を教えてほしい。」は、サポート対象外です(当窓口で、全国の多様な保険者の仕様・請求等パターンを把握しているわけではありません。)。


37. 交換用基本情報ファイル(ix08_V08.xml)の「interactionType code」が「1」でないと返戻された。

代行機関への提出は「1」、保険者への提出は「6」です。
保険者マスタの「送信先」が「103:代行機関」になっていることを確認してください。


38. 特定保健指導の決済情報ファイルに受診券整理番号が出力されない。

v11.0.14 で対応済です。


39. 実施していない詳細健診の単価が決済情報ファイルに出力される。

当窓口では、事象を再現できませんでした。問題を解決するため、最新版にバージョンアップしてください。

決済情報ファイルへの詳細健診の単価を出力するか否かは、「決済情報」の「詳細健診」の 4つのチェックボックスにチェックが入れられているか否かです。
チェックの状態を確認してから「確認」ボタンと「再計算」ボタンを押し、請求額と窓口負担額が正しく設定されることを確認してから「登録」してください。

コンバータを実行して出力されるアーカイブ(ZIP)ファイルをエクスプローラで開き、「CLAIMS」フォルダ内の XMLファイルを開いてください。
チェックの状態のとおりに単価が出し分けできていることを確認してください。


40. コンバータを実行したところ、「XMLスキーマ定義(XSD)チェックでエラーがありました。」と表示された。このまま請求してよいか。

未入力項目があります。そのため、アーカイブ(ZIP)ファイルの出力には成功していますが、そのまま提出すると受付エラーになります。
コンバータをセットアップしたフォルダ内(コンバータが格納されている pc_converter フォルダの親フォルダ)に、conv-log.txt ファイルが出力されています。
conv-log.txt ファイルを開いてください。

*** XSD Schema Validation Error ***
2610203602_32260317_202406280_1

File                                   Error                                                        
----                                   -----                                                        
CLAIMS/cxxxxxxxxxxxxxxxxxxx1000001.xml "0" 個の引数を指定して "Read" を呼び出し中に例外が発生しました: "'code' 属性が宣言されていません。"

上記のようにエラー情報が出力されていれば、code 属性に入力すべき値がない、という意味になります。
アーカイブファイルの「CLAIMS/cxxxxxxxxxxxxxxxxxxx1000001.xml」を開き、「code=””」となっている行を探してください。
その行に入力すべき項目は、<!– –> で囲まれたコメント行から特定してください。

エラー内容の確認ができない場合、conv-log.txt とアーカイブファイルをお送りください。


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