送信先設定方法に関する問い合わせ

本アプリは、保険者の単位でデータを管理しアーカイブファイルを作成することを基本としています。
被保険者は保険者または事業主に直接送信する、被扶養者等は代行機関を通して送信するといった契約に対応するため、v11.0.6 よりデータ管理の単位を変更しました。
最新版へのバージョンアップをお願いします。


■ 過去の問い合わせ内容と対応方法

1. 被保険者と被扶養者等で送信先を分けたい。

v11.0.6 で対応済です。最新版にバージョンアップしてください。

同一保険者で、送信先「101: 保険者」と送信先「103: 代行機関」を区別して登録できるよう仕様変更しました。
すでに「101: 保険者」として登録済の場合を例に、保険者マスタの登録方法を説明します。

  1. 送信先を区別しやすいように保険者名称を変更し、登録してください(例: 協会けんぽ(保険者送信))。
  2. 送信先を「103: 代行機関」に変更し、代行機関番号を入力してください。保険者名称を変更し、登録してください(例: 協会けんぽ(支払基金送信))。
  3. 「切換」ボタンを押して「データベース登録済の保険者」に保険者番号が同一の2つのデータベース(例: 協会けんぽ(保険者送信)、協会けんぽ(支払基金送信))ができていることを確認してください。
  4. ステップ2 で作成したデータには、ステップ1 のデータが引き継がれています。誤送信を防止するため、ステップ2 で作成した保険者(例: 協会けんぽ(支払基金送信))に切り替えてください。
  5. 「データ」画面に戻って、登録済の健診結果情報を全て消去してください。

上記には、入力済の健診結果情報を消去する操作が含まれます。
実行する前に、入力済の健診結果情報をバックアップしてください。バックアップの手順は次のとおりです。

  1. 画面左上のメニューボタンを押して、メニューを開いてください。
  2. 「CSVファイル入出力」を選んでください。
  3. 特定健診結果の「保存…」ボタンを押してください。現在編集中の(アクティブになっている)健診結果情報が CSVファイルに出力されます。

2. 送信先の単位でアーカイブファイルを1つにまとめたい。

「請求エラーに関する問い合わせ」の「6. 送信先の単位でアーカイブファイルを1つにまとめたい。ZIPファイルを展開して 1つにまとめてよいか。」を参照してください。


3. 代行機関番号を誤って保険者登録した。「消去」ボタンで操作したが「切替」ボタンで一覧表示すると削除(消去)できていない。

v11.0.8 で対応済です。最新版にアップデートしてください。


4. 送信先の保険者に国保連合会を指定したい(指定すると受付エラーになる。)。

国保連合会は保険者ではありません。保険者マスタの「保険者名称」には、市町村(国保)または後期高齢者医療広域連合の名称を入力してください。
国保連合会は代行機関ですので、「送信先」は「103:代行機関」を選択し、「代行機関番号」に国保連合会の番号を入力してください(受付エラーの問い合わせ対応において、保険者名称に「〇〇国保連合会」と入力しているケースが散見されます。市町村国保の被保険者と後期高齢者医療広域連合の被保険者が混在したことによる受付エラーの原因になりますのでご注意ください。)。


5. 送信先(保険者番号+代行機関番号)を間違って、健診結果・保健指導結果を登録してしまった。入力しなおしになるのか。

v11.0.11 から「特定健診・特定保健指導ユーティリティ」アプリを提供しています。再セットアップ(バージョンアップ)によりデスクトップにアイコンが作成されます。
ユーティリティの「04: 保険者間データ移動」機能を使うことで、保険者間で受診者・利用者(健診結果・保健指導結果)の情報を移動できます。
v11.0.11 では「試験的に提供」のステイタスですので入力データが失われる可能性があります。実行前に「01: DBバックアップ」機能を使ってバックアップを取得してください。

ユーティリティアプリを使わない場合、入力しなおしになります。

なお、ユーティリティアプリのマニュアルはありません。画面上部の「使用方法」を確認してください。


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