特定健診に関する問い合わせ (窓口負担・単価等設定方法)

特定健診の窓口負担・単価設定方法について、以下に掲載します。

現在、全国の多様な請求等パターンに対応すること優先的に取り組んでいます。
全国の多様な請求等パターンを網羅・整理した仕様書がない、XMLファイルへのデータ格納方法やチェック仕様等が仕様書として公開されていないか複数に解釈できる等のなかで、なかば手探りでの対応中です。
ほぼ対応できると思われる状況ですが、特殊な要件に関しては、本アプリの仕様では対応(実現)できないと判断・回答する可能性があります。その場合、有償で提供されている商用サービス・商用製品への切り替えをご検討ください。

◇ 基本的な操作方法・設定方法

以下に、基本的な操作方法・設定方法を整理します(バージョンアップを継続中です。最新版へのバージョンアップをお願いします。)。

1. 単価の入力

実施する種別(1.基本健診、2.詳細健診、3.追加健診、4.人間ドック)の単価は、必ず入力してください。
「1.基本健診」と「4.人間ドック」は、単価の入力フィールドから入力してください。
「2.詳細健診」は、「単価1 貧血検査」から「単価4 血清クレアチニン検査」の 4つに分かれています。それぞれの単価を入力フィールドから入力してください。「3.追加健診」は、追加健診マスタから登録が必要です。以下の「2. 追加健診をどう設定すればよいかわからない。」を参照してください。

なお、いずれにおいても単価を入力しないと請求額が 0円となり、受付エラーとなります。ご注意ください。

2. 窓口負担の種別

単価を入力した種別(1:基本健診、2:詳細健診、3:追加健診、4:人間ドック)、必ず窓口負担の種別を選択してください。単価が入力されている種別の窓口負担の種別が未入力の場合、受付エラーとなります。ご注意ください。

1: 負担なし

受診者の窓口負担が 0円の場合に選択してください。

2: 定額負担

受診者の窓口負担が 600円、1200円のように定められている場合に選択してください。
窓口負担額は、「定額負担額」の入力フィールドに入力してください。

3: 定率負担

受診者の窓口負担が 10%、20% のように定められている場合に選択してください。
窓口負担の割合は、「定率負担率」の入力フィールドに入力してください。

4: 保険者上限

保険者の負担上限額が定められている場合に選択してください。
負担上限額は、「保険者負担上限額」の入力フィールドに入力してください。

保険者の負担上限額に金額を入力して単価が未入力の問い合わせケース(受付エラー)が散見されます。単価は、必ず入力してください。
単価が 10,000円、保険者の負担上限額が 8,000円の場合、保険者への請求額は 8,000円、窓口負担額は 2,000円です。当窓口では、健診機関が定める単価を問い合わせいただいても回答できません。単価がわからない場合かつ窓口負担額を徴収していない場合、保険者の負担上限額と同じ額を単価に入力してください。

窓口負担単価定額負担額定率負担率保険者負担上限額窓口負担額請求額
1:負担なし10,000(未入力)(未入力)(未入力)010,000
2:定額負担10,0002,000(未入力)(未入力)2,0008,000
3:定率負担10,000(未入力)20(未入力)2,0008,000
4:保険者上限10,000(未入力)(未入力)8,0002,0008,000
3. 受診者によって負担額が変わる場合の入力方法

窓口負担額が、住民税課税世帯か否かで設定される、40歳未満や55歳で区切って設定されることがあります。
本アプリでは、最大 3パターンまで登録できます(集団健診を含めると 4パターン)。

個別健診の自己負担額が 3パターンある場合の基本的な操作方法は、次のとおりです(画面表記が変更になっていますので、最新バージョンへのバージョンアップをお願いします。)。

(1) 保険者マスタへの登録

保険者マスタの「窓口負担区分 単価等(1:個別健診)」に最も多いパターンを入力してください。
次に、「窓口負担区分 単価等(3:その他(1) を追加)」と「窓口負担区分 単価等(4:その他(2) を追加)」を開き、2つめ、3つめのパターンを入力してください。単価と窓口負担の種別までは同じで、定額負担額のみ登録するパターンに合わせて変更してください。
なお、「その他(1)」と「その他(2)」には「委託料単価区分」の入力フィールドがあります。「1:個別健診」を選択してください。
「自己負担なし」「600円の自己負担額」「1200円の自己負担額」の 3パターンを登録する場合、次のようになります。

マスタ窓口負担定額負担額
1.個別健診1:負担なし(未入力)
3.その他(1)2:定額負担額600
4.その他(2)2:定額負担額1200
(2) 健診結果情報の入力画面での選択

健診結果の入力画面の「決済情報」カードに緑色の「取り込み・更新」ドロップダウンボタンがあります。
ボタンを押すと、1:個別健診 ~ 4:その他(2) を選択するリストが開きますので、受診者のパターンに合わせて選択してください。


◇ マスタ設定例

例1: 基本健診、詳細健診、追加健診の組み合わせ

【単価(金額は仮の数値です)】
基本健診の単価は、9,000円
詳細健診は、心電図検査と眼底検査のみ。心電図検査の単価は、1,500円。眼底検査は、2,000円。
追加健診は、血清クレアチニン検査(血清クレアチニン、eGFR等)と貧血検査(ヘマトクリット値、血色素数等)で、それぞれ 1,000円。

【窓口負担】
基本健診、詳細健診、追加健診のいずれも「自己負担なし」

基本健診詳細健診追加健診人間ドック
1:負担なし1:負担なし1:負担なし(未入力)

【入力方法】
保険者マスタの「窓口負担 単価等(1: 個別健診)」に次のように入力してください。

〇 基本健診
単価に「9000」と入力してください。

基本健診 単価
9,000

〇 詳細健診
心電図検査の単価に「1500」、眼底検査の単価に「2000」と入力してください。

単価1 貧血検査単価2 心電図検査単価3 眼底検査単価4 血清クレアチニン検査
(未入力)1,5002,000(未入力)

〇 追加健診
追加健診マスタから、「血清クレアチニン」を登録して、単価を「1000」と入力してください(血清クレアチニン検査の請求用)。
追加健診マスタから、「ヘマトクリット値」を登録して、単価を「1000」と入力してください(貧血検査の請求用)。
追加健診マスタの登録情報は、決済情報XMLにのみ出力されます。

項目(JLAC)コード追加健診 項目名単価
3C015000002327101血清クレアチニン 1:可視吸光光度法(酵素法)1,000
2A040000001930102ヘマトクリット値1,000

【決済情報での選択方法】
健診結果情報の入力画面の「決済情報」カードにて、請求区分を「4: 基本的な健診 + 詳細な健診 + 追加健診項目」とし、「取り込み・更新」ドロップダウンから「1: 個別健診」を選んで単価情報と窓口負担情報を転記してください。
実施した詳細健診と追加健診の項目を入力するエリアが開きますので、実施した項目を選択して「詳細」ボタンを押して設定内容が正しいことを確認してください。

(入力項目)基本健診詳細健診追加健診人間ドック
窓口負担1:負担なし1:負担なし1:負担なし(未入力)
単価9,0003,5002,0000
定額負担額0000
定率負担率0000
保険者負担上限額0000
窓口負担額0000

※詳細健診の「心電図検査」と「眼底検査」にチェック、追加健診に「血清クレアチニン」と「ヘマトクリット値」を登録。

窓口負担額が「0円」、保険者への請求額が「14,500円」と正しく計算されていることを確認してください。

例2: 複数の窓口負担の組み合わせ

上記「基本的な操作方法・設定方法」の「3. 受診者によって負担額が変わる場合の入力方法」を参照してください。

【窓口負担(国保の場合です)】
40歳~55歳は、自己負担なし。
56歳~74歳は、自己負担あり 500円。
75歳以上は、自己負担なし。

【入力方法】
40歳から74歳の受診者は、市町村国保の被保険者。75歳以上は、後期高齢者医療広域連合の被保険者です。年齢によって保険者が異なりますので、「□□市国保」と「△△県後期高齢」の 2つの保険者情報を登録してください。
健診結果の入力前に、年齢(75歳未満・以上)によって「保険者」を切り替えてください(誤った保険者に請求すると、受付エラーとなります。)。

〇 □□市国保
窓口負担区分が、年齢によって 2つに分かれます。
「窓口負担区分 単価等(3:その他(1) を追加)」を開き、「窓口負担 単価等(1: 個別健診)」と同じ内容を入力してください。
自己負担あり 500円のマスタを作成するため、基本健診の窓口負担区分を「2:定額負担」とし、定額負担額に「500」と入力してください。

マスタ窓口負担定額負担額
1.個別健診1:負担なし(未入力)
3.その他(1)2:定額負担額500

〇 △△県後期高齢
市町村国保と後期高齢者医療の被保険者が混じらないように注意してください。
市町村国保の保険者マスタを登録後、「新規」ボタンを押して後期高齢者医療の保険者情報を入力してください。

窓口負担区分は 1つですので、「窓口負担 単価等(1: 個別健診)」と同じ内容を入力してください。

マスタ窓口負担定額負担額
1.個別健診1:負担なし(未入力)

例3: 詳細健診と追加健診の組み合わせ

【窓口負担等(国保の場合です)】
基本健診と貧血検査(自己負担あり 1,500円)は、受診者全員。貧血検査は、追加健診として実施。
心電図検査(自己負担あり 1,500円)は、条件をみたせば詳細健診、受診者の希望によって行う場合は追加健診。

【入力方法 1】
本アプリが想定していないイレギュラーケースですので、次のようにマスタ入力してください。

〇 貧血検査
追加健診として実施するため、追加健診マスタに追加してください(ヘマトクリット値)。単価を入力してください。
窓口負担区分を「2:定額負担」とし、定額負担額に「1500」と入力してください。

〇 心電図検査
追加健診として実施することがあるため、追加健診マスタに追加してください(心電図(所見の有無))。単価を入力してください。
詳細健診として実施することがあるため、窓口負担区分を「2:定額負担」とし、「単価2: 心電図検査」の単価と定額負担額(1,500円)を入力してください。

【入力方法 2】
受診者の健診結果入力画面の「決済情報」の入力は、次のようになります。

(1) 基本健診と貧血検査
請求区分から「3:基本的な健診 + 追加健診項目」を選び、「追加健診(候補)」から「ヘマトクリット値」を選択して「実施した追加健診」のリストに移してください。
「再計算」ボタンを押して、窓口負担額(小計) が 1,500円になっていることを確認してください。

(2) 基本健診と貧血検査、詳細健診としての心電図検査
請求区分から「4:基本的な健診 + 詳細な健診 + 追加健診項目」を選び、「追加健診(候補)」から「ヘマトクリット値」を選択して「実施した追加健診」のリストに移してください。
詳細健診の「2: 心電図検査」にチェックを入れてください。
「再計算」ボタンを押して、窓口負担額(小計) が 3,000円になっていることを確認してください。

(3) 基本健診と貧血検査、追加健診としての心電図検査
請求区分から「3:基本的な健診 + 追加健診項目」を選び、「追加健診(候補)」から「ヘマトクリット値」と「心電図(所見の有無)」を選択して「実施した追加健診」のリストに移してください。
「再計算」ボタンを押して、窓口負担額(小計) が 1,500円になっていることを確認してください。
その後、「窓口負担区分 個別設定」の 追加健診の窓口負担額の「1500」を「3000」に修正してから、もう一度「再計算」ボタンを押してください。窓口負担額(小計) が 3,000円になっていることを確認してください。

よくある質問の「20. 詳細健診の項目を追加健診で行うときは、どのように設定すればよいですか?」と「3. 請求エラーに関する問い合わせ」の「24. 追加健診と詳細健診で二重に請求されているとの連絡があった。どうすればよいか。」を参照してください。


■ 過去の問い合わせ内容と対応方法

1. 窓口負担をどう設定すればよいかわからない。

本ページの上記「◇ 基本的な操作方法・設定方法」を参照してください。


2. 追加健診をどう設定すればよいかわからない。

本アプリでは、基本健診と合わせて実施する「詳細健診」と、保険者等との契約に基づき実施する「追加健診(付加健診と表記されていることもあります。)」の単価を登録できます。

詳細健診の項目は、以下のとおりです。

  • 貧血検査
  • 心電図検査
  • 眼底検査
  • 血清クレアチニン検査

詳細健診を行う場合、それぞれの単価情報を入力してください。

追加健診を行う場合、「追加健診マスタ」の登録が必要です。
入力支援機能を追加した、v11.0.6 以降の利用を推奨します。最新版へのバージョンアップをお願いします。
操作方法は、次のとおりです。

  1. 追加健診マスタのカードにある「追加…」ボタンを押してください。ダイアログが開きます。
  2. 「項目(候補)」に検査名(例: 白血球数)を入力するかプルダウンを開いて、追加で実施する検査を選択してください。
  3. 「転記」ボタンを押してください。「項目(JLAC)コード」と「追加健診 項目名」に値がコピーされます。
  4. 「単価」を入力してください。

項目(JLAC)コードは、厚生労働省の「XML用特定健診項目情報」の「項目コード(17桁)」です。ダイアログ内にリンクがありますので、必要に応じて参照してください。
XML用特定健診項目情報にない検査を行った場合、標準臨床検査マスターで JLAC10のコードを探してください。決済情報XMLファイルに行った検査の情報を出力できますが、本アプリでは検査結果を送信できません。

項目(JLAC)コードの入力を誤ると、請求時に受付エラーが発生します。
請求エラー対応の Wikiページを参照して請求用データを修正してください。


3. 実施した追加健診の結果をどこに入力すればよいかわからない。

健診結果情報の入力画面から該当の入力フィールドを探して入力してください。
健診結果情報の右側にある「身体計測」から「後期質問票」までのタブと各カードは、厚生労働省の「XML用特定健診項目情報」の「区分名称」の単位で並べて画面構成しています。


4. 受診者によって窓口負担の設定が複数ある。どう設定すればよいかわからない(例: 札幌市)。

最新版にバージョンアップしてください。

札幌市は、複数の窓口負担のパターンですので、「◇ マスタ設定例」の「例2: 複数の窓口負担の組み合わせ」のとおりに設定してください。
また、札幌市の「付加健診」は「追加健診」です。読み替えてください。

  • 基本健診の自己負担は、住民税非課税世帯等は「1: 負担なし」、課税世帯は「2: 定額負担」。
  • 定額負担額は、個別健診と集団健診によって異なり、それぞれ 1200円(個別)と 600円(集団)。
  • 追加健診は、住民税課税世帯・非課税世帯によらず「2: 定額負担」で定額負担額は、500円。
  • 条件付きで実施する詳細健診は「1: 負担なし」。

追加健診のマスタ登録方法は、「2. 追加健診をどう設定すればよいかわからない。」を参照してください。

保険者マスタの「基本健診」の窓口負担が計 4パターンに分かれますので、次のように設定して「1.個別健診」と「2.集団健診」は自己負担なし、「3.その他(1)」と「3.その他(2)」は定額負担の場合に選択します。

マスタのパターン委託料単価区分窓口負担定額負担額備考
1.個別健診(入力不要)1:負担なし(未入力)住民税非課税世帯の個別健診
2.集団健診(入力不要)1:負担なし(未入力)住民税非課税世帯の集団健診
3.その他(1)1.個別健診2:定額負担額1200住民税課税世帯の個別健診
4.その他(2)2.集団健診2:定額負担額600住民税課税世帯の集団健診

マスタの設定内容は、次のようになります。

1.個別健診基本健診詳細健診追加健診人間ドック
窓口負担1:負担なし1:負担なし2:定額負担(未入力)
定額負担額(未入力)(未入力)500(未入力)
2.集団健診基本健診詳細健診追加健診人間ドック
窓口負担1:負担なし1:負担なし2:定額負担(未入力)
定額負担額(未入力)(未入力)500(未入力)
その他(1)基本健診詳細健診追加健診人間ドック
窓口負担2:定額負担1:負担なし2:定額負担(未入力)
定額負担額1.200(未入力)500(未入力)
その他(2)基本健診詳細健診追加健診人間ドック
窓口負担2:定額負担1:負担なし2:定額負担(未入力)
定額負担額600(未入力)500(未入力)

追加健診マスタに、「付加健診」の項目と単価を登録してください(付加健診は、「基本健診」に含まれるものでも、「詳細健診」でもありません。ご注意ください。)。

  • 白血球数
  • ヘマトクリット値
  • 赤色素量(ヘモグロビン値)
  • 赤血球数
  • 心電図(所見の有無)

追加健診のマスタ登録方法は、「2. 追加健診をどう設定すればよいかわからない。」を参照してください。
なお、「詳細健診」に単価を入力済の場合、全て削除(未入力)してください。


5. 窓口負担等を個別設定で編集した後に「再計算」ボタンを押すと元に戻ってしまう。

v11.0.7 で対応しました。最新版へのバージョンアップをお願いします。


6. 健診単価がわからない。受診券・利用券には保険者負担上限額のみが書かれている。

単価は、保険者にお問い合わせください。
保険者負担上限額のみがわかる場合、保険者負担上限額を「単価」とし、窓口負担区分を「1: 自己負担なし」にしてください。
保険者負担上限額よりも高い単価を設定する場合、その差額が窓口負担額になります。


7. 追加健診マスタに追加健診項目を登録すると、保険者マスタの「窓口負担」にワーニングが表示される。

v11.0.1 で対応しました。最新版へのバージョンアップをお願いします。
なお、追加健診マスタに登録すると、追加健診の単価が設定されます。「13. 窓口負担を選択せずに単価を設定したところ、ワーニングが表示される。」を参照してください。


8. 詳細健診と同じ項目を追加健診で行いたい。単価は同じでよいか。

単価は、保険者にお問い合わせください。
詳細健診と同じ検査を追加健診として行う場合、追加健診マスタに登録してください。また、検査の「対象者」には「詳細健診以外で実施」を選択して追加健診として扱われないようにしてください。


9. 決済情報に設定したはずの単価が反映されない。

「設定したはずの単価が反映されない。」のみでは、反映されない原因の特定(事象の把握)と対応方法の回答ができません。
スクリーンショットなどを使って保険者マスタにどのように設定したのか、決済情報にどのように入力したのかをお知らせください。


10. 尿酸値が検査の必須項目になっている。どう設定すればよいかわからない(例: 長崎市)。

尿酸値の検査結果は、生化学検査の「血清尿酸」に入力してください。

尿酸値は、基本健診の項目にないため、追加健診としてマスタ登録する必要があります。また、貧血検査を詳細健診でなく追加健診として実施する場合、同様に追加健診としてマスタ登録してください。
以下のようにマスタ登録してください。

  1. 保険者マスタの「追加健診マスタ」の「追加…」ボタンを押してください。
  2. 「項目(候補)」プルダウンに「血清尿酸」と入力してください。選択肢が 2つ開きますので、検査方法を選んでください。
  3. 「転記」ボタンを押し、「項目(JLAC)コード」と「追加健診 項目名」の内容を確認してください。その後、「単価」を入力してください。
  4. 「追加/変更」ボタンを押してマスタ登録してください。

決済情報の入力方法は、以下のとおりです。

  1. 「請求区分」プルダウンを開き、「3: 基本的な健診 + 追加健診項目」または「4: 基本的な健診 + 詳細な項目 + 追加健診項目」を選択してください。
  2. 「単価区分」ドロップダウンボタンを押して開く選択肢から、該当する委託単価区分(1: 個別健診)をクリックしてください。
  3. 「追加健診(候補)」プルダウンから、マスタ登録した「血清尿酸」を選択してください。右側の「実施した追加健診」リストに登録されます。
  4. 詳細健診として貧血検査を行った場合(4 を選択)、「1: 貧血検査」にチェックを入れてください。
  5. 「再計算」ボタンを押してください。単価と窓口負担額の小計が正しく計算できていることを確認してください。

11. 保険者マスタの窓口負担を未入力(空白)にしたところ、ワーニングが表示される。

v11.0.1 で対応しました。最新版へのバージョンアップをお願いします。


12. 詳細健診の窓口負担に「4: 保険者上限」を選択したところ、ワーニングが表示される。なお、詳細健診の単価1 ~ 単価4 は入力していない。

詳細健診の単価1 ~ 単価4 を入力してください。単価の合計が 0円にも関わらず、保険者負担の上限額が入力されたことに関してのワーニングです。


13. 窓口負担を選択せずに単価を設定(入力)したところ、ワーニングが表示される。

単価を設定(入力)した場合、必ず窓口負担を入力してください。窓口負担を選択しない場合、単価を入力しないでください( 0円と入力せず、空白にしてください。)。


14. 保険者マスタに窓口負担額を設定したところ、〇件のワーニングが表示された。どうすればよいですか?

最新版で解消されている可能性があります。最新版にバージョンアップしてください。
また、「〇件のワーニングが表示された。」のみが書かれた問い合わせでは、ワーニングの原因の特定(事象の把握)と対応方法の回答ができません。

スクリーンショットをお送りいただくか、どのようにマスタ設定したのかを具体的にお知らせください。


15. 決済情報の「請求区分」の組み合わせがよくわからない。追加健診を行わない場合は、どれを選べばよいのか。

決済情報における請求区分は、選択肢の表記どおり、下のようになっています。

  • 1: 基本的な健診 → 基本的な健診のみ実施した場合
  • 2: 基本的な健診 + 詳細な健診 → 基本的な健診に加えて、詳細な健診を実施した場合
  • 3: 基本的な健診 + 追加健診項目 → 基本的な健診に加えて、追加健診項目を実施した場合
  • 4: 基本的な健診 + 詳細な健診 + 追加健診項目 → 基本的な健診に加えて、詳細な健診と追加健診項目を実施した場合
  • 5: 人間ドック → 人間ドックとして実施した場合

追加健診項目を実施していない場合、1 または 2 を選択してください。1 と 2 は、詳細な健診を実施したか否かで判断してください。
詳細健診と追加健診に関しては、「20. 詳細健診の項目を追加健診で行うときは、どのように設定すればよいですか?」を参照してください。


16. 追加健診マスタに登録せずに追加健診の窓口負担を選択するとワーニングが表示される。

追加健診マスタを登録してから、窓口負担を選択してください。
追加健診マスタへの登録方法は、「2. 追加健診をどう設定すればよいかわからない。」を参照してください。

追加健診を行っていない場合、窓口負担を選択しないでください。


17. 基本健診と詳細健診を実施した。「請求区分」にどのように設定すればよいか。また、対象者と実施理由を入力するように求められるのはなぜか。

基本健診に合わせて詳細健診を実施する場合、請求区分は「2: 基本的な健診 + 詳細な健診」です。
4つの検査ごとの単価をマスタ登録してください。

詳細健診を実施する場合、対象者と実施理由は代行機関での入力チェック項目になっています。入力しないと受付エラーになりますので、ご注意ください(受付エラーになるか否かの判断を保険者に問い合わせないでください。受付エラーのチェックは代行機関で行っています。)。


18. マスタの設定がうまくできない。反映されない。

「マスタの設定がうまくできない。反映されない。」のみ書かれた問い合わせでは、エラーの原因の特定(事象の把握)と対応方法の回答ができません。
設定しようとしている「窓口負担区分 単価等」に関する情報(健診実施主体との契約における窓口負担区分、単価等)と合わせ、請求用CSVファイルをお送りください。

請求用CSVファイルは、画面左上のメニューボタンを押すことで開くメニューから「CSVファイル 入出力」を選ぶことで開くダイアログから出力できます。
ダイアログから「特定健診結果」の「保存…」ボタンを押して、CSVファイルを保存してください。


19. 市町村国保の被保険者の自己負担額が年齢によって変わる。どのように設定すればよいか。

年齢区分が 75歳の場合、市町村国保の被保険者と後期高齢者医療の被保険者として別の保険者の被保険者として入力してください。
詳しくは、「3. 請求エラーに関する問い合わせ」の「17. 後期高齢者医療の健診結果を国保連合会に提出したところ、受付エラーになった。」を参照してください。

年齢区分が 75歳でない場合、札幌市の例を参考に設定してください。
上記の「マスタ設定例」と「4. 受診者によって窓口負担の設定が複数ある。どう設定すればよいかわからない(例: 札幌市)。」を参照してください。


20. 詳細健診の項目を追加健診で行うときは、どのように設定すればよいですか?

「特定健診に関する問い合わせ (その他)」の「18. 詳細健診・追加健診のセクション 01010, 01990 の出し分けが間違っている。」を参照してください。

(1) 詳細健診として実施

保険者マスタに、詳細健診の単価と窓口負担種別等を設定してください。
「請求区分」は、「2:基本的な健診 + 詳細な健診」または「4:基本的な健診 + 詳細な健診 + 追加健診項目」を選択してください。
詳細健診として実施する場合、決済情報の詳細健診の項目(チェックボックス)にチェックを入れてください。

(2) 追加健診として実施

保険者マスタに、追加健診として実施する検査項目と単価を入力してください。
「請求区分」は、「3:基本的な健診 + 追加健診項目」または「4:基本的な健診 + 詳細な健診 + 追加健診項目」を選択してください。
追加健診として実施する場合、決済情報の詳細健診の項目(チェックボックス)にチェックを入れないでください。


21. 健診受診者の窓口負担等がわからない。

受診券等に窓口負担の区分や単価等が記載されていないか確認してください。
不明な場合、保険者にお問い合わせください。


22. 基本健診の単価を入力せず、かつ自己負担なしでマスタ登録すると、保険者への請求額が 0円になる。

保険者マスタの「窓口負担区分 単価等」の「単価」は、必ず入力してください。未入力または 0円と入力した場合、保険者への請求額は 0円になります。


23. 追加健診を実施した。全ての追加健診の単価を 0円(窓口負担額 0円、請求額 0円)としたところ、受付エラーになった。

v11.0.12 で対応済です。最新版にバージョンアップしてください。

v11.0.12 でコンバータの改修を行ったため、スキーマエラーによる受付エラーは発生しなくなりましたが、全ての単価が 0円とし追加健診の請求額合計が 0円の場合に保険者から返戻されることがあります。入力ソフトとコンバータの不具合ではありませんので、どのように請求すればよいかは、前年度(第3期)までにどのように請求していたのか、どうすれば返戻されないようになるのかを前年度のご担当者等に問い合わせることでの解決をお願いします(返戻されない XMLファイルを出力できない場合、改めてお問い合わせください。)。


24. 詳細健診のチェックボックス、追加健診のリストの入力エリアが表示されない。

健診結果情報入力画面の決済情報カードの「請求区分」プルダウンから「2:基本的な健診 + 詳細な健診、3:基本的な健診 + 追加健診項目、4:基本的な健診 + 詳細な健診 + 追加健診項目」のいずれかを選択してください。
2 ~ 4 を選択したときに入力エリアが表示されない事象は、当窓口では再現できていません。


25. 基本健診に市独自の追加項目として血清クレアチニン検査等がある。検査結果がXMLファイルに出力されていない(例: 旭川市)。

「市独自の追加項目」は「追加健診」です。読み替えてください。
決済情報の「請求区分」が「1.基本的な健診」の場合、XMLファイルに出力されません。「3.基本的な健診 + 追加健診項目」または「4. 基本的な健診 + 詳細な健診 + 追加健診項目」を選択してください。

追加健診の設定方法は、「2. 追加健診をどう設定すればよいかわからない。」を参照してください

v11.0.13 以降では、次のように制御しています。最新版にバージョンアップしてください。
XMLファイルのセクション01010には、次の項目を出力します。

  • 「請求区分」によらず、基本健診の項目
  • 「請求区分」が「2. 基本的な健診 + 詳細な健診」かつ実施した検査にチェックが入っており「詳細健診以外で実施」でない場合、詳細健診の項目

XMLファイルのセクション01990には、次の項目を出力します。

  • 「請求区分」が「3.基本的な健診 + 追加健診項目」「4. 基本的な健診 + 詳細な健診 + 追加健診項目」「5. 人間ドック」の場合、基本健診の項目を除く全ての項目
  • 「請求区分」によらず、後期高齢者の質問票に入力があった場合

セクション01990 の条件を満たさない場合、セクション011990 にのみ定義される項目(基本健診・詳細健診の項目を除く)は XMLファイルに出力されません。

合わせて、「20. 詳細健診の項目を追加健診で行うときは、どのように設定すればよいですか?」を参照してください。


26. 基本健診に市独自の追加健診項目がある。単価は「基本健診と市独自の追加健診項目」で 1つだけ示されている。この「請求区分」は「基本健診 + 追加健診項目」でよいか。

「基本健診 + 追加健診項目」として決済情報を作成してください。
本ソフトでは想定していないイレギュラーケースですので、基本健診と追加健診の「窓口負担」と「単価」をどのように設定すればよいかは、保険者にお問い合わせください。


27. 特定健診と同日に市施策の がん検診を行った。特定健診の受診者が社保の場合、がん検診の分をどのように市に請求すればよいか。

本アプリのサポート対象外です。

受診者(社保)の場合、特定健診分を通常どおりに健保組合に請求してください。
本アプリを使って、国保に がん検診分のみを請求するとしても、国保の被保険者でないため、資格エラーとなります(国保の被保険者証等記号、番号、枝番がありません。)。また。特定健診の項目が全て未入力になるため、受付エラーになると思われます。
市の「がん検診」として実施している場合、市に請求方法をお問い合わせください。

受診者(国保)の場合、国保の特定健診と市の がん検診を同時実施しているのではないかと思われます。当窓口では実施形態がわかりませんので、市にお問い合わせください。


28. 特定健診と がん検診を同時実施すると、特定健診の単価に助成金が上乗せされる。どのように設定すればよいか。

v11.0.15 で、決済情報の「窓口負担区分 個別設定」の枠内にある、基本健診と人間ドックの単価を編集できるように仕様変更する予定です。
バージョンアップ後、マスタから取り込んだ単価を編集して助成金分を上乗せした後、「再計算」ボタンを押してください。

v11.0.14 以前のバージョンでは、保険者マスタの「その他(1)」として助成金を上乗せしたマスタを作成して、「取り込み・更新」ボタンで開くリストを「個別健診(=助成なし)」と「その他(1) (=助成あり)」と使い分けることで基本健診の単価を複数設定できます。


MENU