特定健診に関する問い合わせ (その他)

特定健診(後期高齢者等に対する健診)に関する問い合わせと対応方法等について、以下に掲載します。


■ 過去の問い合わせ内容と対応方法

1. 血圧の値を入力したところ、1回目と 2回目も入力するようにとワーニングが表示される。

原則として、血圧測定は 2回行ってください。

血圧測定を 1回行った場合、「1回目」 に入力してください。
血圧測定を 2回行った場合、「1回目」と 「2回目」 に入力してください。2回の平均値が提出データとなりますので、平均値を計算して「その他」に入力してください。

入力フィールドの並びは、厚生労働省の「XML用特定健診項目情報」に合わせてあります。


2. 特定健診結果情報の入力画面の「表示切替」を使って「法定項目のみ」とすると後期質問票が非表示になる。

v11.0.9 で「表示切替」機能を削除しました。


3. 後期高齢者等の健診では任意の項目が「入力必須」とワーニング表示される。

本アプリは、特定健診・特定保健指導のデータファイルを作成することを目的としています。
入力必須の判断は、「XML用特定健診項目情報」の「法定報告項目」ならびに審査支払機関のチェック仕様を用いて行っています。

後期高齢者の健診において任意となっている項目のワーニングは無視していただいて大丈夫です。
なお、後期高齢者医療の被保険者か否かでワーニング等を出し分けする機能の提供は予定していません。


4. LDLコレステロールの検査方法プルダウンの選択肢(表記)が誤っている。

v11.0.8 で対応済です。最新版にアップデートしてください。


5. 健診機関マスタの検査方法の選択肢が不足している。「その他」を選択してよいか。

検査項目の項目(JLAC)コードを特定するための選択肢です。検査方法が選択肢にない場合、「その他」を選択してください。
選択肢は、「XML用特定健診項目情報」の「検査方法」のリストのとおりです。どれを選択すればよいかは、当窓口では回答できません(判断できません。)。


6. 後期高齢者医療の健診に対応していますか?

本アプリは、特定健診・特定保健指導のデータファイルを作成することを目的としています。
後期高齢者医療の健診においてもデータ入力と請求用アーカイブファイルの作成は可能ですが、後期高齢者医療の健診における要件には対応していません。


7. メタボリックシンドローム判定と保健指導レベルの値は、「階層化 確認」ボタンを押して表示されるものでよいか。

「階層化 確認」ボタンを押して表示されるものを入力してください。
メタボリックシンドローム判定と保健指導レベルを求めるロジック(必要なデータ項目)は、以下の資料に記載されています。ロジックから求めた値を入力することも可能です。
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001082808.pdf

なお、第3期と第4期では、判定ロジックが変更になっていますのでご注意ください。


8. 詳細健診の項目(心電図検査、眼底検査、血清クレアチニン検査)の「対象者」を未入力にすると「実施理由」のワーニングが表示されなくなる。

ワーニング表示に関しては、「8. その他入力・印刷等に関する問い合わせ」の「4. 多くのワーニングが表示される。このまま登録してよいか? 〇〇は、入力必須ではないのではないか?」を参照してください。


9. 検査結果を選択肢から入力したいが、どれを選べばよいかわからない。

プルダウンをクリックして開く選択肢は、厚生労働省「XML用特定健診項目情報」の「備考」欄に書かれているものです。

厚生労働省 電子的な標準様式 XML用特定健診項目情報
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001082794.pdf

当窓口では、リストからどの選択肢を選べばよいか(選択肢のどれにあたるのか)を判断して回答することはできません。保険者等にお問い合わせください。


10. 後期高齢者医療の健診の質問項目を入力する場所がない。

健診結果入力画面の「後期質問票」タブをクリックし、「90.後期質問票」のカードから入力してください。


11. 入力画面に実施した健診項目がない(例: 尿PH 等)。

本アプリは、特定健診・特定保健指導のデータファイルを作成することを目的としています。
「XML用特定健診項目情報」にない健診項目は入力できません。

健診結果の入力画面「30. その他医療保険者が任意に行う検査(その他任意)」の「その他の検査」に「尿PH」の検査結果とわかるように入力してください。


12. 入力した健診結果が XMLファイルに出力されていない(例: 眼圧 等)。

入力画面の「請求区分」が「1:基本的な健診、2:基本的な健診 + 詳細な健診」の場合、XMLファイルに出力される健診結果は、特定健診の法定項目に限られます(セクションコード: 01010)。任意追加項目セクション(01990)に出力するためには、「1、2」以外を選択してください。


13. 「階層化 確認」ボタンを押すと、判定不能と表示される。

メタボリックシンドローム判定判定と保健指導レベル判定に必要な情報が入力されていない場合、判定不能になります。
検査結果がなく「判定不能」なのか、検査結果の入力漏れなのかを確認してください。

当窓口では、どのデータ項目を入力すればよいかをお答えできません。
判定に必要な項目に関しては、「7. メタボリックシンドローム判定と保健指導レベルの値は、『階層化 確認』ボタンを押して表示されるものでよいか。」を参照してください。


14. 追加健診として実施した詳細健診項目がセクション01990に出力されず、セクション01010にのみ出力される。

「18. 詳細健診・追加健診のセクション 01010, 01990 の出し分けが間違っている。」を参照してください。


15. 受診券整理番号の 3桁目に「2」と入力するとワーニングが表示される。

受診券整理番号が正しいことを確認してください。

受診券整理番号と利用券整理番号の仕様については、特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き(第 4.1版)を確認してください。
手引きによると、受診券整理番号の 3桁目は、1:特定健診、5:セット券となっています。
なお、利用券整理番号の 3桁目は、2: 積極的支援、3: 動機付け支援、4: 動機付け支援相当 となっています。


16. 事情があって実施できなかった検査(法定項目)がある。どのように入力すればよいか。

健診結果入力画面の「未実施/測定不能」タブを開き、「未実施」または「測定不能」のカードから入力してください。
左側にある候補となる健診項目を選ぶと、右側の一覧に健診項目を登録できます。

なお、「未実施/測定不能」に登録する検査項目は、「検査予定の項目のみ」としてください(実施しなかった全ての検査項目を登録するための機能ではありません)。

「未実施/測定不能」に登録後、「医師の判断」タブに戻り、「検査未実施の理由」を選択して入力してください。


17. 血圧の計算ボタンが正常に機能しない(値が不安定になる)。

v11.0.14 で対応済です。


18. 詳細健診・追加健診のセクション 01010, 01990 の出し分けが間違っている。

v11.0.14 で対応済です(仕様を確認しながらのため、今後も改修が続く可能性があります。)。

「出し分けが間違っている(説明の情報が不足)」との問い合わせと「(コンバータの改修を行っていないにも関わらず)正しく出し分けられるようになった(同じく説明の情報が不足)」との問い合わせ(連絡)を相次いでいただくことから、仕様の確認に苦慮しています。
お手数ですが、「この条件のときには、xxxx の健診項目をセクション01010 に出力し、セクション01990 に出力してはならない(= ゆえに、出し分けが間違っている。)」といった具体的な仕様をお知らせいただけますと助かります。

v11.0.14 の仕様は、以下のとおりです。リリース後の確認をお願いします。

(1) 詳細健診・追加健診の区分と出し分け

「決済情報」の「実施した詳細健診」のチェック有無で、詳細健診・追加健診を判断します。
なお、「請求区分」の選択内容によっては「実施した詳細健診」のチェックのエリアが非表示になりますので、ご注意ください。

① 詳細健診の場合
健診項目セクション01010セクション01990
1. 貧血検査「8.血液像検査」のヘマトクリット値から貧血検査実施理由の 4項目血液像検査の MCV から 血小板数の 5項目
2. 心電図検査「20.がん検診・生体検査等」の心電図 所見の有無から実施理由の 4項目なし
3. 眼底検査「20.がん検診・生体検査等」の眼底検査 キースワグナー分類から実施理由の 9項目なし
4. 血清クレアチニン検査「5. 生化学検査」の血清クレアチニンから eGFR の 4項目なし
② 追加健診の場合
健診項目セクション01010セクション01990
1. 貧血検査なし「8.血液像検査」のヘマトクリット値から 血小板数の 9項目
2. 心電図検査なし「20.がん検診・生体検査等」の心電図 所見の有無から実施理由の 4項目
3. 眼底検査なし「20.がん検診・生体検査等」の眼底検査 キースワグナー分類から実施理由の 9項目
4. 血清クレアチニン検査なし「5. 生化学検査」の血清クレアチニンから eGFR の 4項目
(2) 基本健診の項目と出し分け

以下の項目を「基本健診の項目」として、セクション 01010 に出力し、それら項目以外は、セクション 01990 に出力(上記の詳細健診・追加健診の出し分けを除く。)。
セクション 01010 への出力項目は、下の表のとおりです(詳細健診の 4項目の情報は含みません。)。

健診項目セクション01010セクション01990
1: 身体計測身長から腹囲までの 5項目肥満度の 1項目
2: 診察既往歴から他覚症状所見までの 6項目業務歴、その他(家族歴)から反復嚥下テストまでの 6項目
3: 血圧等収縮期血圧(その他)から拡張期血圧(1回目)までの 6項目心拍数の 1項目
4: 採血条件採血時間(食後) の 1項目なし
5: 生化学検査空腹時中性脂肪(トリグリセリド)から Non-HDLコレステロール、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP) の 8項目総コレステロール、血清尿酸から血清フェリチンの 6項目
6: 血糖検査空腹時血糖からHbA1c(NGSP値)の 3項目なし
7: 尿検査尿酸と尿蛋白の 2項目尿潜血から尿中アルブミン一日量の 7項目
8: 血液像検査なしなし
20: がん検診・生体検査等なし全ての項目
30: その他医療保険者等が任意で行う検査なし全ての項目
40: 医師の判断メタボリックシンドローム判定から健康診断を実施した医師の氏名までの 5項目5項目を除く全ての項目
50: 質問票全ての項目なし
60: 生活機能チェックリストなし全ての項目
70: 情報提供情報提供の方法の 1項目なし
80: 初回面接初回面接実施の 1項目なし
90: 後期質問票なし全ての項目

なお、セクション 01990 への出力の条件は、「特定健診に関する問い合わせ (窓口負担・単価等設定方法)」の「25. 基本健診に市独自の追加項目として血清クレアチニン検査等がある。検査結果がXMLファイルに出力されていない(例: 旭川市)。」を参照してください。


19. 個々の受診者の詳細健診・追加健診の設定でケアレスミスが心配。

v11.0.12 から、決済情報のコピー・貼り付け機能を(試験的に)追加しました。操作方法は、次のとおりです。

入力済の受診者を開き、「単価・窓口負担額等」枠内の「コピー」ボタンを押してください。
元の画面に戻って「新規」ボタンで新たな健診結果データを登録する画面を開き、同枠内の「貼り付け」ボタンを押してください。
この操作は、同一年度・同一保険者間でのみ可能です。


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