特定保健指導に関する問い合わせ

特定保健指導に関する問い合わせと対応方法等について、以下に掲載します。
ドキュメント化(公開)されていない仕様が多くあり、現在、機能実装方法を照会中です。

広く公開されていない仕様があるため、特定保健指導用の入力マニュアルは保留中です。また、暫定的に「計算」機能を削除する予定です。


■ 過去の問い合わせ内容と対応方法

1. 初回請求を行ったところ、保健指導計画情報と計画上の集計情報が未入力との受付エラーになる。

初回請求(請求時点の報告区分が「1: 開始時」)の場合の必須項目です。
「1回目の請求時」と「2回目の請求時」の必須項目は、厚生労働省 電子的な標準様式 XML用保健指導項目情報を確認してください。
XML用保健指導項目情報へのリンクは、保健指導結果情報の決済情報カードを参照してください。


2. 保健指導を健診実施当日に行った。初回請求時に実施済ポイントを 20P としてよいか?

初回請求時の「実施済ポイント数」には 20 と入力せず、空白にしてください。


3. 「動機付け支援」で保健指導コースを登録した。保健指導結果情報の入力画面で「積極的支援」に変更するとエラーになる。

動機付け支援と積極的支援のそれぞれで保健指導コースをマスタ登録してください。
マスタ登録後、動機付け支援の利用者は「動機付け支援」、積極的支援の利用者は「積極的支援」のコースを選択して入力してください。


4. 保健指導コースのマスタ登録を行ったが、削除する方法がわからない。

保健指導コースマスタの一覧表の削除したい行を選択(クリック)してください。
登録したマスタ情報を削除するか、編集(更新)するかを選択するメッセージボックスが開きます。このメッセージボックスの「削除」をクリックしてください。


5. 決済情報の「算定額」とは何かわからない。

算定金額は、保険者への請求金額と請求時点の利用者の窓口負担金額の合計を記録するものです。


6. プロセス評価のポイント、アウトカム評価のポイント、計画上のポイント、実施上のポイント等がよくわからない。詳細を教えてほしい。

この問い合わせ窓口は、特定健診・特定保健指導のデータファイルを作成するアプリに関する問い合わせのみ受け付けています。
制度詳細に関することは、厚生労働省の手引きを参照してください。

特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き(第4.1版)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/handbook_31132.html

制度に関する情報は、厚生労働省のHP「特定健診・特定保健指導について」を参照してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161103.html

不明点は、厚生労働省のHP「第4期 特定健康診査・特定保健指導に関するQ&A」を参照のうえで、厚生労働省のコールセンターにお問い合わせください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_35503.html

なお、本アプリでは、XML用特定保健指導項目情報 のとおりに入力画面を構成しています。ご了承ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001082798.pdf


7. 請求額や算定額にワーニング表示される。このまま請求してよいか。

「請求額や算定額にワーニング表示される。」のみ書かれた問い合わせでは、ワーニングの原因の特定(事象の把握)と対応方法の回答ができません。
スクリーンショットなどを使って保険者マスタにどのように設定したのか、決済情報にどのように入力したのかをお知らせください。

請求額や算定額にワーニング表示される場合、保険者への請求額または保健指導利用者の窓口負担額が誤っていると考えられます。
ワーニング表示のまま請求すると、請求誤りで返戻されるリスクが高くなります。


8. 初回面接を健診受診日当日に行った(20p)。その後、途中終了した場合はどのように入力すればよいか。

以下のように入力してください。

  1. 「集計(実績)」タブを選び、「ポイント計算」ボタンを押してください。「継続的なポイント(プロセス評価)」に「20」と転記されることを確認してください。
  2. 「合計」ボタンを押してください。「実施したポイント合計」に「20」と転記されることを確認してください。
  3. 「基本/決済」タブに戻り、次のように入力・確認してください。
  • 「請求時点の報告区分」に「3:途中終了時」を選択してください。
  • 「請求時点の支払割合」を入力してください(数値は、保険者との契約情報を調べてください。)。
  • 「ポイント確認」ボタンを押してください。「実施済のポイント数」に「20」と転記されることを確認してください。
  • 「金額確認」ボタンを押して、窓口負担額・請求額・算定額がセットされることを確認してください。

9. 保健指導結果の入力画面の「保健指導コース名」の選択肢が表示されない。

保健指導結果を入力する前に、保険者マスタから保健指導コースを登録してください。

  1. 保険者マスタ画面に「保健指導コースマスタ」カードがあります。「追加…」ボタンを押してください。
  2. ダイアログが開きますので、必要な項目を全て入力してください。
  3. 保健指導結果の入力画面に戻り、保健指導コース名の選択肢を確認してください。

保健指導コースマスタには、実施しているコースを全て登録してください。保健指導結果の入力画面への取り込み後に保健指導区分等を個別修正して登録すると不整合が発生するおそれがあります。


10. 「特定保健指導実施日」には、どの日付を入力すればよいですか?

特定保健指導情報ファイルの仕様書では、次のように定められています。

初回報告時は初回面接の実施日付(初回面 接を分割実施している場合、初回面接②の実施日付、個別契約等により初回面接①を実施した時点で報告する場合は、初回面接①の実施日付)、
中間報告時は中間評価の実施日付、 最終報告(実績報告)および国への実績報告用では、最終報告の実施日付をそれぞれ格納する。
なお、契約により継続支援期間の途中で実績報告を行う場合には、その時点で最も直近の指導実施日を設定することが望ましい。


11. 「初回未完了」で請求する場合、脱落日(確定日)が必要との連絡があった。どこに入力すればよいか。

制度に関する情報は、厚生労働省のHP「特定健診・特定保健指導について」を参照してください。また、コールセンターもあわせてご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000161103.html

なお、「実施上の集計情報( 集計(実績) )」の画面には「実施上の支援の終了日」の入力フィールドがあります。


12. 初回面接を 2回実施した。1回目の日付入力フィールドに「指定の日より前の日付です。」ワーニングが表示される。

v11.0.12 で対応しました。最新版にバージョンアップしてください。


13. 保健指導コースマスタに同一名称のコースが複数登録できてしまい、削除できなくなっている。また、保健指導結果の入力画面が正常に動作しなくなっている。

v11.0.12 で対応しました。最新版にバージョンアップしてください。

同一名称の保健指導コースを複数登録できる仕様にはなっていません。どのような操作により複数登録できたのかは不明ですが、以下のように復旧してください。
v11.0.12 から、保健指導コースマスタに「全て消去」ボタンを追加しました。このボタンを使って全て削除してから再登録してください。

なお、「全て消去」はデータを削除する機能のため、再確認のために「登録」ボタンを押して保険者情報を更新する手順となっています。


14. ポイントの計算方法が違うと保険者等から連絡があった。

v11.0.13 で「計算」機能を削除しました。本アプリの「計算」機能を使わず、「記入シート」等を活用して計算したポイントを入力してください。
ドキュメント化(公開)されていない仕様が多くあり、現在、機能実装方法を検討中です。

1回目の請求時

「20-2: 保健指導計画情報」の「計画上のポイント(アウトカム評価の合計)」を計算して入力してください。初回面接を 2回に分けて行った場合、それぞれに入力してください。
「70-1: 計画上の集計情報」の「計画上のポイント合計(プロセス評価の合計)」を計算して入力してください。
「計画上のポイント合計」にアウトカム評価の合計ポイントとプロセス評価の合計ポイントを合算して入力してください。

「基本/決済」に戻り、「決済」カードの「ポイント確認」ボタンを押してください。「計画上のポイント数」に「計画上のポイント合計」に入力した値が転記されることを確認してください。

2回目の請求時

「40: 継続支援情報」、「50: 中間支援情報」に実施した内容を入力してください( 1回目の請求時には入力しないでください。)。
「60: 実績評価情報」の「実績評価時のポイント合計(プロセス評価の合計)」を計算して入力してください。
「70-2: 実績上の集計情報」の「継続的なポイント(プロセス評価の合計)」を計算して入力してください。
「実施したポイント合計」にアウトカム評価の合計ポイントとプロセス評価の合計ポイントを合算して入力してください。

「基本/決済」に戻り、「決済」カードの「ポイント確認」ボタンを押してください。「実施済のポイント数」に「実施したポイント合計」に入力した値が転記されることを確認してください。


15. 1回目の請求時に、継続支援情報を入力しているとエラーになる。初回面接と同時に継続支援の1回目を行っているが、どうすればよいか。

1回目の請求時(初回面接時)には、継続支援の情報を入力しないでください(暫定的に、出力制御のルーチンを削除しています。)。2回目の請求時にまとめて入力してください。
初回面接の日と継続支援の1回目の日を同一とし、1回目の請求時に送信してよいかは、保険者にお問い合わせください。


16. 初回面接を分割して実施した。1回目にアウトカム評価の情報を入力し、2回目に未入力とした場合に返戻された。

全ての保険者が同じ仕様かはわかりませんが、1回目のアウトカム評価の情報を 2回目にも入力してください。
「計算上のポイント(アウトカム評価)」のポイント数を二重で計算しないよう、注意してください(自動計算機能は、v11.0.13 で暫定的に削除しました。)。


17. 「健診後早期の初回面接」の実施による 20p と 10p をどのように扱えばよいか。

全ての保険者が同じ仕様かはわかりませんが、「健診後早期の初回面接」の実施による 20p と 10p はプロセス評価に含みます。
本アプリでは、初回面接時の「計画上のポイント合計(70-1:計画上の集計情報)」には、20p / 10p / 0p を加えてよい、「継続支援のポイント合計(プロセス評価)」には加えてはいけないとしています(v11.0.13 暫定仕様)。

「実施したポイント合計(70-2:実施上の集計情報)」においても、20p / 10p / 0p の扱いは、同様です。

本アプリでは、計画上と実施上のいずれにおいても、20p / 10p / 0p を加算したポイント合計が 180p を満たしていればよいとしています(v11.0.13 暫定仕様)。


18. 保健指導の保険者負担上限額と単価、窓口負担区分について教えてほしい。

特定健診と同様です。「特定健診に関する問い合わせ (窓口負担・単価等設定方法)」の「6. 健診単価がわからない。受診券・利用券には保険者負担上限額のみが書かれている。」を参照してください。
保健指導利用者から窓口負担額を徴収していない場合、保険者負担上限額と単価を同一としてください。

また、窓口負担区分は「1:初回指導時全額徴収した場合」としてください。窓口負担額が 0円となっていることを確認してください。


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