血糖検査(空腹時血糖、HbA1c、随時血糖)の入力方法が良く分かりません(基本健診・追加健診の扱い、採血時間、請求区分でエラー)

特定健康診査 第三期制度より血糖検査は、”基本的な健診の項目とする条件” として以下のとおり規定されています。
“空腹時血糖またはヘモグロビンA1c(HbA1c)、やむを得ない場合は随時血糖(食事開始時から 3.5 時間未満の食直後を除く)”

本データファイルソフトはこの規定に則り、空腹時血糖、HbA1c、随時血糖が基本健診/追加健診のどちらになるか、血糖検査の入力内容(*1)とHbA1c追加設定(*2)の組み合わせで決定しています。

[A] 空腹時血糖
空腹時血糖が入力されている ⇒ 「基本項目」

[B] HbA1c
“HbA1c追加設定”にチェックが入っていない場合 ⇒ 「基本健診」
“HbA1c追加設定”にチェックが入っている場合 ⇒ 「追加健診」

[C] 随時血糖
空腹時血糖, HbA1cどちらも未入力 ⇒ 「基本健診」
空腹時血糖, HbA1cどちらか入力 ⇒ 「追加健診」

(*1)血糖検査(空腹時血糖、HbA1c、随時血糖)が入力されているかどうかは、”健診情報登録・更新・削除”画面にて、各項目の検査結果の欄をご確認ください。

(*2)”HbA1c追加設定”は、”医療保険者情報登録・更新・削除”画面にあります。

また、次のポイントもご確認下さい。

○ポイント1 採血時間(食後)との整合性
空腹時血糖を入力する場合、採血時間(食後)は「2: 10時間以上」を入力してください。
随時血糖を基本健診とする場合、採血時間(食後)は「3: 食後3.5時間以上10時間未満」を入力してください。

○ポイント2 請求区分との整合性
“健診情報登録・更新・削除画面の”請求区分”でエラーが出る場合は、前述の[B],[C]を参考にしてHbA1c、随時血糖が基本健診/追加健診のどちらの扱いになっているかご確認いただき、”請求区分”を選びなおしてください。

○ポイント3 HbA1cの請求区分
空腹時血糖とHbA1cを両方検査した場合、HbA1cの請求区分(基本健診or追加健診)は、請求先様によって異なるようです。
ご自身で請求先様へご確認ください。

○ポイント4 HbA1cの単価 HbA1cを基本健診の契約単価に含めて請求する契約の場合は、健診項目情報管理画面で単価0円として設定してください。