血清クレアチニン、貧血、心電図、眼底検査を「追加健診」として登録する方法について

「血清クレアチニン検査」「貧血検査」「心電図検査」「眼底検査」を追加健診として登録するには下記の項目を入力してください。
特に(実施理由)や(対象者)の設定に誤りがあると、追加健診としての正しいデータが作成されず 詳細健診として処理される場合がございますのでご注意ください。

1.単価設定
「健診項目情報管理」画面にて、追加健診項目の単価を設定します。
※血清クレアチニン等を基本健診の契約単価に含めて請求する契約の場合は、単価0円として設定してください。
その場合でも請求・健診データには、血清クレアチニンは追加健診項目としてXMLファイルの任意追加セクションに出現します。

2.検査項目の入力
各項目で(実施理由)を入力すると詳細健診として扱われますので入力しないで下さい。

○血清クレアチニン検査の入力項目
・血清クレアチニン
・eGFR
・血清クレアチニン(対象者)*注

Ver9.5までの特定健診データファイルソフトをご利用の場合、 「医療保険者情報登録・更新・削除」画面にて、対象年度の「血清クレアチニン基本設定」欄のチェックを外す。 チェックを入れると受付エラーとなります。

Ver9.6以降をご利用の場合、チェックボックスがありませんので設定は不要です。

○貧血検査の入力項目
・ヘマトクリット値
・血色色素[ヘモグロビン値]
・赤血球数

○心電図検査の入力項目
・心電図(所見の有無)
・心電図(所見) *所見ありの場合に記載
・心電図(対象者) *注

○眼底検査の入力項目】
・眼底検査(各分類)
・眼底検査(その他の所見)
・眼底検査(対象者)*注

*注 対象者を出現させる場合は「0」を設定する。
対象者の入力方法は「健診情報登録・更新・削除」画面にて、右にスクロールしていただけると注釈が記載して ありますので、それを参考にご入力をお願いいたします。
入力項目がない場合は、健診パターンを修正し対象者の項目を追加してください。
健診パターンの修正方法は、“健診パターンに項目を追加したい”をご参照下さい。

3.請求処理
追加健診の単価、血清クレアチニン基本設定など、マスタメンテナンス画面で設定を変更した場合は、 「請求処理管理・標準フォーマット出力」画面にて、[請求データ再計算]にチェックを入れてください。
[請求処理]と[請求データ編集]ボタンをクリックすると、請求処理編集画面の下の表に追加健診の項目が表示されます。
項目名と単価を確認し、問題がなければ[閉じる]を押し、通常通り[標準フォーマット出力]へと進んでください。
この表に追加健診にしたい項目がない場合は、前の手順「2.検査項目の入力」へ戻り、入力内容を修正してください。