保健指導ソフトで請求金額が正しく計算されません(契約単価の設定方法もこちら)
保健指導データファイルソフトの請求処理では、実際に指導を行った年度ではなく、利用券整理番号の先頭二桁が表す年度の契約単価・支払割合を用いて請求金額を計算します。
【確認手順】
1. 利用者情報登録・更新・削除画面で「利用券整理番号」、「保険者番号」、「契約形態」、「特定保健指導区分」をメモする
2. 利用券整理番号の先頭二桁が表す、「年度」をメモする(23xxxxxxxxx なら2023年=令和5年度)
3. マスタメンテナンスの医療保険者管理画面で手順1でメモした「保険者番号」を検索して選択する
4. 医療保険者情報登録・更新・削除画面で 手順2.でメモした「年度」と手順1でメモした「契約形態」の金額を確認する
5. 請求処理を行ったあとに「請求データ編集」ボタンをクリックし、請求処理編集画面の内容を確認する
もし、正しい方法で契約単価設定を行っても請求金額がずれてしまう場合は、初回請求分であれば「請求処理編集画面」で修正可能ですので(グレーアウトされている箇所は修正できません)直接修正し、「登録」ボタンをクリックして登録してください。
その後「閉じる」ボタンで閉じて頂き、そのまま「標準フォーマット出力」へと進んでください。
※請求処理編集画面で修正後に、再度請求処理を行いますと、編集画面で修正した内容が元に戻りますのでご注意ください。
○令和1年度の利用券について
令和1年10月の消費税率変更(8%→10%)は年度の途中で実施されたため、利用券整理番号が19xxxxxxxxxのように19で始まり、かつ指導実施日が2019年10月1日以降の場合のみ次の計算式を適用する仕様となっております。(バージョン9.5以前のソフトでは消費税率変更に対応しておりません)
対価=契約単価×110/108
そのため、令和1年度の利用券の場合は、令和2年度の契約単価ではなく、令和1年度の契約単価に「消費税8%込みの契約単価」を設定して頂く必要があります。
令和2年度以降の利用券の場合は、当該年度の契約単価に「消費税10%込みの契約単価」を設定して頂ければ結構です。
利用券整理番号による年度別の入力方法はFAQにてご案内しておりますので“消費税率10%対応版(保健指導データファイルソフトVer9.6以降)の使い方を教えてください” をご参照ください。